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古陶磁にあらわれる『人間模様』展【戸栗美術館】陶芸の本の買取強化中

■ 古陶磁にあらわれる『人間模様』展

戸栗美術館

会期:  2024年10月10日--2024年12月29日(日)

現在、戸栗美術館で開催中の「古陶磁にあらわれる『人間模様』展」では、日本や中国、韓国など東アジア地域の陶磁器に描かれた人々の姿や生活、社会背景を表現した美しい作品の数々が紹介されています。古代から近世にかけての陶磁器は、単なる器としての用途を超えて、当時の風俗や人間模様を反映する「文化の鏡」としての役割を担っていました。これらの器物には、庶民の暮らしぶりを描写したものから、王侯貴族の優雅な生活や儀礼の様子を表現したものまで、幅広いテーマが描かれています。まさに陶磁器を通して、歴史と人々の営みを覗き見ることのできる貴重な機会です。

古陶磁にあらわれる『人間模様』展


本展の見どころとして挙げられるのは、陶磁器の表面に描かれた豊かな人間模様です。たとえば、江戸時代の有田焼や九谷焼に見られる絵付けの技法は、細やかな筆致で庶民の生活風景や、当時流行した遊女や歌舞伎役者の姿を描写しています。これらの作品は、当時の社会情勢や文化的背景を伝える貴重な資料としての価値を持っており、鑑賞者は一つひとつの陶片から当時の人々の声が聞こえてくるかのような体験を得られるでしょう。また、中国の明代や清代に製作された青花(染付)や五彩(彩色)などの陶磁器は、皇帝の宮廷での暮らしや儀式的な場面を表現しており、時代の権力構造や思想を感じ取ることができます。

このように「古陶磁にあらわれる『人間模様』展」は、陶磁器を通じて過去の人々の生活や価値観に触れることができるユニークな展覧会です。展覧会を鑑賞した際には、陶磁器の文様や造形の奥深さを堪能しながら、それらがどのように人々の生活を映し出しているのかを考察してみてはいかがでしょうか。


当店では、この展覧会に関連する図録や陶磁器、工芸関連の書籍の買取を積極的に行っております。特に、展覧会で紹介されている時代の陶芸作品集や研究書、解説書、古典陶磁に関する専門書や図録などを高価買取の対象としています。もしご自宅や倉庫にお手元に眠っている古い書籍やコレクションがありましたら、ぜひ一度当店にご相談ください。プロの目で丁寧に査定し、次世代に伝えるための新たな価値を見出していきたいと考えております。

また、展覧会をきっかけに陶磁器や工芸に興味をお持ちの方にとって、さらに知識を深めるための書籍や資料の選定をお手伝いすることもできます。店頭やオンラインでも、様々な専門書や作品集を取り揃えておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。陶磁器の歴史や人々の営みを伝える貴重な書籍を通じて、その魅力をより多くの方に伝えていくことを目指して参ります。

【工芸・陶磁器専門書の買取なら、セシルライブラリへ】 陶芸関連の書籍や資料、図録の売却をお考えの方は、全国対応の買取サービスをご利用ください。

工芸・陶磁器関連の古本のご処分の際には当店へご相談ください

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鴨居玲 生と死を見つめて【北海道立釧路芸術館】

■ 鴨居玲 生と死を見つめて

北海道立釧路芸術館

会期:  2024年6月15日(土)--2024年9月8日(日)

当店ではアートに関する希少書籍や写真集、展覧会カタログなどを厳選して取り揃え、全国からのお客様にご提供しています。当店では、美術愛好家やコレクターの皆様にとって価値のある一冊を見つけるお手伝いをしています。

今回、当店がおすすめする展覧会は「鴨居玲 生と死を見つめて」です。

鴨居玲は、「人間とは何か」というテーマを追求し続けた画家であり、その作品は見る者の心に深く訴えかけます。本展は、彼の絶筆を含む約70点の作品が展示されており、鴨居の芸術世界を深く掘り下げる機会となっています。彼の内面に迫る表現や、孤独や苦悩といった人間の弱さを描き出した作品は、没後約40年を経た今でも多くの人々に共感を呼んでいます。

鴨居玲 生と死を見つめて

展覧会の見どころとして、まず挙げられるのは、鴨居の絶筆や遺書、構想メモといった貴重な資料が展示されている点です。これらの資料を通じて、彼がいかにして作品を創り上げたか、その過程や葛藤を垣間見ることができます。鋭い眼差しで捉えた人間の心理や感情が色濃く反映されており、その表現力の豊かさが際立っています。

鴨居玲の魅力は、その作品が持つ深い人間洞察にあります。常に自らの内面と向き合い、そこから生まれる孤独や苦悩を絵画として表現しました。単なる美しさや技巧だけでなく、人間の本質に迫るような力強さが感じられます。特に、彼の描く人物像は、その表情やポーズにより、内に秘めた感情を強烈に表現しています。これらの作品は、観る者に人間の持つ複雑な感情を考えさせると同時に、深い感動を呼び起こします。


セシルライブラリでは、鴨居玲の画集や展覧会図録の買取を積極的に行っています。鴨居の作品やその関連書籍は、今なお多くの人々に求められており、特に彼の芸術を愛する方々にとっては非常に貴重な資料となります。当店では、これらの書籍を適正な価格で査定し、誠実な買取を行っております。

アート本を扱う古本店として、当店は長年にわたる経験と知識をもとに、正確な見積もりと提案が可能です。美術関連書籍の価値は、内容や保存状態、希少性によって大きく異なりますが、当店ではそれぞれの本の持つ価値を最大限に評価し、お客様に納得いただけるサービスを提供しています。また、全国からの買取依頼にも対応しており、お客様の大切な本を丁寧に査定いたします。


美術書籍やアート関連資料に関するご相談は、ぜひセシルライブラリまでお寄せください。鴨居玲に限らず、あらゆる美術に関する書籍の買取・販売を通じて、アートを愛する皆様のサポートをさせていただきます。

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植田正治の1980年代 砂丘、ふたたび【植田正治写真美術館】

■ 植田正治の1980年代 砂丘、ふたたび

植田正治写真美術館

会期:  2024年6月15日(土)--2024年9月8日(日)

植田正治写真美術館で開催中の「植田正治の1980年代―砂丘、ふたたび」。
植田正治は、写真家としての彼自身の哲学を次のように語っています。「画家とは異なり、写真家はどんな時代においても『過去』に足踏みすることができない。『今』を捉える生き生きとした感覚が、いかなる年齢においても必要不可欠である」と。1983年、70歳になった彼は突如としてファッション写真を発表し、その鋭い時代感覚と感性による新たな挑戦を示しました。この挑戦は無謀であるとも言われたようですが、それは彼自身が語ることのなかった背景があったからです。

植田正治の展覧会
1983年3月、植田は妻の紀枝さんを亡くし、その喪失感は彼の写真への情熱にも大きな影響を与えたのです。病気療養中であった妻の回復を信じていた彼にとって、その失望は写真が撮れないほどのものでした。しかし、その後、彼の次男である充氏が彼を励まし、再び写真を撮るように促します。充氏はアート・ディレクターとしての経験を生かし、植田の写真家としての情熱を取り戻させるべく、新たな仕事の機会を提供していきます。そして、かつての植田のホームグラウンドである砂丘での撮影を提案したのです。

戦後間もなく、自身のスタイルの完成形として誇りにしていた浜辺や砂丘での演出写真から遠ざかっていた植田にとって、30年ぶりの砂丘での撮影はまさにリバイバル。1980年代に入り、ファッション写真を手がける一方で、常に「自分の写真」を模索し続けてきた植田。彼の写真は妻の死を経て、より真摯な姿勢で向き合うようになっていきます。そして、その姿勢が彼のファッション写真にも新たな深みを与えることとなったのです。


この展示では、植田正治の人生の転機となった1983年の出来事を通じて、彼の写真家としての成長と変化を浮き彫りにしています。彼がファッション写真に取り組む姿勢は、単なる技術の向上だけではなく、人生の喪失と再生という深いテーマとも結びついています。


今回取り上げています「植田正治」関連の作品集や写真集につきましては、高価買取対象の分野となります。植田正治関連の写真集や展覧会図録を処分される際にはご相談ください。

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村上隆 もののけ 京都【京都市京セラ美術館】 9月1日(日)まで開催中

■ 村上隆 もののけ 京都

京都市京セラ美術館

会期:  2024年2月3日(土)--2024年9月1日(日)

村上隆の国内で約8年ぶりとなる展覧会が京都で開催されます。村上隆は1962年に東京都で生まれ、東京藝術大学美術学部日本画科を卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程を修了し、博士号を取得しています。彼は日本美術と漫画、アニメなどのキャラクター文化に共通する平面性に注目し、「スーパーフラット」の概念を生み出しました。この概念は、日本の伝統的な絵画表現と大衆文化を結びつけただけでなく、戦前から戦後の日本人の感性や社会、資本主義経済、政治、宗教をもフラットに捉え、多様な作品を生み出し、アートの価値や意味を問いかけてきました。

村上隆

欧米の現代アートの中心地にスーパーフラットの概念を持ち込み、日本の現代アーティストとして異例の高値で作品を取引しています。また、アーティスト、キュレーター、コレクターとしても活躍し、アートの総合商社「カイカイキキ」の創業者として若手アーティストの育成にも注力しています。


今回の展覧会では、ほとんどが新作で構成されており、村上隆が影響を受けた日本画、特に江戸時代に京都で活躍した絵師たちの作品に着想を得た作品を発表しています。展示空間は6つの部屋からなり、岩佐又兵衛の代表作「洛中洛外図屏風(舟木本)」をモチーフとした約13メートルの大作から始まります。絵師のほか、歌舞伎などの日本文化や京都という土地そのものから着想を得た作品のほか、村上隆が生み出したキャラクター「DOB君」など、新作や未公開作品を含めた約170点が展示されています。


今回取り上げています「村上隆」関連の作品集や美術書につきましては、高価買取対象の分野となります。村上隆関連の画集や専門書を処分される際にはご相談ください。

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「シュルレアリスム宣言」100年 シュルレアリスムと日本

■ 「シュルレアリスム宣言」100年 シュルレアリスムと日本

板橋区立美術館

会期:  2024年3月2日(土)--4月14日(日)

フランスの詩人アンドレ・ブルトンが「シュルレアリスム宣言/溶ける魚」を発表してから今年でちょうど100年が経ちます。この重要な文書は、美術、文学、写真、映像など、世界中の多様な分野に大きな影響を与え、20世紀の中でも最大規模の芸術運動となりました。シュルレアリスムは、夢と現実の境界を探求し、非合理的な要素を取り入れることで、新たな創造性を刺激しました。

この潮流は1920年代の日本芸術界にも広がりました。特に絵画の分野では、古賀春江や東郷青児らがシュルレアリスムを試みた作品を先駆けに、シュルレアリスムの影響を受けた画家たちが次々と作品を発表。彼らは夢の中の風景、不思議な生物、心象風景を描き、シュルレアリスムの精神に共鳴する作品を生み出します。

理論面では、中心人物となった瀧口修造やシュルレアリスムの中心地であるパリから帰国した福沢一郎らによって、日本でも芸術運動が盛り上がりました。彼らはシュルレアリスムの理念を探求し、自己表現の新たな方法を模索します。靉光や北脇昇、岡本太郎など、彼らの作品は夢と現実の境界を曖昧にし、非合理的な要素を駆使して新たな芸術的言語を築りました。

 「シュルレアリスム宣言」100年 シュルレアリスムと日本

しかし、第2次世界大戦が勃発すると、シュルレアリスムは弾圧の対象となります。検挙や徴兵によって、芸術運動は一時的に息を潜めることになりましたが、その精神は戦後に再び芽生えました。情熱をもった芸術家たちは、シュルレアリスムの理念を受け継ぎ、日本のシュルレアリスムの作品を生み出しました。彼らは夢と現実の交差点で新たな視点を見つけ、不思議な世界を描写していきます。


「シュルレアリスム宣言 100年 シュルレアリスムと日本」展では、日本におけるシュルレアリスムの歩みを紹介しています。全6章にわたり、「先駆者たち」「衝撃から展開へ」「拡張するシュルレアリスム」「シュルレアリスムの最盛期から弾圧まで」「写真のシュルレアリスム」「戦後のシュルレアリスム」を探求しています。日本各地で行われた運動から90名を超えるアーティストの約120点の作品と資料を展示しています。


今回取り上げています「シュルレアリスム」関連の作品集や美術書につきましては、高価買取対象の分野となります。シュルレアリスム関連の画集や専門書を処分される際にはご相談ください。

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キース・ヘリング展 アートをストリートへ(森アーツセンターギャラリー)

■ キース・ヘリング展 アートをストリートへ

森アーツセンターギャラリー

会期:  2023年12月9日--2024年2月25日

1980年代にニューヨークでストリートアートのムーブメントを牽引したキース・ヘリングは、その鮮やかな色彩とシンプルな線で描かれた人や動物のモチーフで世界的に知られるアーティストです。1980年代初頭にニューヨークの地下鉄構内で使用されていない広告掲示板にチョークで絵を描く活動、「サブウェイ・ドローイング」で注目され、知名度を上げていきました。身近な場所にアートを掲げることで、秩序を失いつつある社会へのメッセージを強く発信し、子どもたちへの希望と未来を託す活動の中にはいつも、「アートはみんなのために」という信念がありました。同時代に活躍したアーティスト、ジャン=ミシェル・バスキアやアンディ・ウォーホルらとともにアート界を大いに盛り上げ、国際的にも高い評価を受けました。

今回の展覧会では、10年程の短い活動期間の中から、キース・ヘリングの活動の象徴とも言える「サブウェイ・ドローイング」のほか、代表作「イコンズ」、6mの大型作品やポスター、壁画、衣服、陶器など日本初公開の作品まで作品150点を展示します

キース・ヘリング展 アートをストリートへ

作品を展示する空間は光や闇、80年代のニューヨークを彷彿とさせる喧騒など、キース・ヘリングが創作活動で辿った劇的な10年のストーリーを演出するものになっています。

・活動初期のサブウェイ・ドローイング。これは、使用されていない地下鉄の広告板にチョークで描いた作品で、彼のアートの原点とも言えます。彼はこのプロジェクトで、多くの人々にアートに触れる機会を提供しました。本展では、この貴重な作品を7点見ることができます。

・トレードマークとなったモチーフによる作品『イコンズ』。これは、彼が繰り返し用いた人や動物のモチーフを集めたシリーズで、アートのエッセンスを感じることができます。例えば、光り輝く赤ん坊は、人間の完全な姿であり、未来への希望の象徴であると考えていたそうです。また、犬は彼の友情や忠誠心を、飛行機は彼の自由や冒険心を、放射能マークは彼の社会への警鐘を表しています。

・彫刻や立体作品。絵画だけでなく、彫刻や立体作品も制作しました。本展では、イラストをそのまま立体化したような不思議な作品を見ることができます。これらの作品を公共の場に設置することで、人々とのコミュニケーションを図ろうとしました。彼の作品は、見る人によって様々な解釈ができるように意図的に曖昧にされており、アートと観客の関係性を重視していました。

・晩年の大型作品。HIV・エイズに感染したことを公表した後も、アートで闘い続けました。本展では亡くなる前年に制作した6メートルに及ぶ大型作品を見ることができます。これは舞台美術として制作したもので、彼のアートの集大成とも言える作品ですです。この作品では生涯に渡って描き続けたモチーフが複雑に絡み合い、彼の内面の世界を表現しています。自分の死と向き合いながらも、生命の尊さや希望のメッセージを伝えようとしました。 以上が、キース・ヘリング展の見どころやおすすめな点です。キース・ヘリングのアート作品は、時空を超えて現代社会に生きる人々の心を揺さぶることでしょう。


今回の展覧会は社会のメッセージ性もあり多角的に楽しめます。自身が当事者であったHIVの予防の呼びかけや、性的マイノリティへの偏見など、ヘリングの作品を通して現代でも解決していない社会問題への問いを考えるきっかけにもなりそうです。


今回の展覧会は社会のメッセージ性もあり多角的に楽しめます。自身が当事者であったHIVの予防の呼びかけや、性的マイノリティへの偏見など、ヘリングの作品を通して現代でも解決していない社会問題への問いを考えるきっかけにもなりそうです。キース・ヘリングやストリートアートの画集を処分される際にはご相談ください。

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イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル【国立新美術館】

■ イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル

国立新美術館

会期:  2023年12月11日--2023年11月5日

「モードの帝王」と呼ばれ、20世紀のファッション界を牽引したひとりでもある「イヴ・サン=ローラン」。
今回、国立新美術館で行われる展覧会は、パリのイヴ・サンローラン美術館全面協力により、2008年の逝去以来、日本で初めて開催される大回顧展です。1936年、アルジェリア出身、幼少の頃パリに移住したのイヴ・サン=ローランは、17歳の頃からファッション・デザインの学校に通います。ここでのデザインコンクール・ドレス部門最優秀賞の受賞をきっかけに、当時ヴォーグのディレクターだったミッシェル・デブリュノフを介して出会ったのが、「ニュールック」として女性の服装に革命を与え、パリのオートクチュール界のトップに君臨していたクリスチャン・ディオールです。イヴの才能に惚れ込んだディオールは自身のメゾンで雇い、イブのデザイナーとしての人生が始まります。

イヴ・サンローラン展

しかし、就職からわずか3年、ディオールの急逝により、イヴは若干21歳という若さでディオールの主任デザイナーに就任することとなりました。重圧に負けることなくディオールの遺志を引き継いだイヴですか、1960年に徴兵とそれによるメンタルの不調によりブランドを離れることになります。それらを乗り越えた翌年、創設したのが自身のオートクチュールメゾン「イヴ・サンローラン」です。「モンドリアンルック」や「パンタロンスタイル」、「シースルー」ほか、男性のファッションを女性向けに改造するなど革新的なファッションを次々発表し、2002年の引退まで長きに活躍したイヴは「モードの帝王」としての地位を確立しました。


今回の展覧会では、全12章で構成し、1958年のディオール時代から2002年までに発表されたオートクチュールのルック110体のほか、素描や写真、アクセサリー、染色、刺繍などの資料、日本との関わりなど約300点の資料を展示するボリュームのある内容となっています。


今回記事として取り上げましたイヴ・サン=ローランをはじめファッションデザイナーや服飾関連の作品集や展覧会図録、関連書籍は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。特にファッションデザイナーやファッションブランドの洋書写真集はたいていのものにはお値段をお付けできます。ファッションデザインや服飾関連の本を処分される際にはご相談ください。

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ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室【DIC川村記念美術館】

■ ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室

DIC川村記念美術館

会期:  2023年7月29日--2023年11月5日

DIC川村記念美術館では、画家、デザイナー、そして美術教師として数々のアーティストを育てたことで知られる、ジョセフ・アルバース初の大回顧展「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」が開催されています。ジョセフ・アルバース(1888?1976)はドイツに生まれ、ワイマールの美術造形学校バウハウスで学びます。バウハウス卒業後も同校で教鞭をとり、基礎教育を教えました。1933年に当時の政府の圧力によってバウハウスが閉鎖になるとアメリカに移住、ブラック・マウンテン・カレッジやイエール大学で美術教育を継続し、後にアメリカの重要なアーティストとなる人材を多数育てました。

アルバースは授業の目的を「目を開くこと」だと語り、教科書の知識だけではなく、実践的な課題を与えることで色彩や素材の性質、扱い方、可能性を自ら探求することを促しました。また、アルバースはアーティストとしても生涯探求を続け、抽象画のシリーズ「正方形讃歌」や家具、食器のデザインなど多くの作品を残しています。


今回の展覧会ではそんなジョセフ・アルバースのアーティスト、教育者の両面に注目し、バウハウス時代からアメリカ・ブラックマウンテン・カレッジ、イエール大学以後と、その生涯の功績を辿ってゆく構成になっています。若き日の絵画作品から代表作、ガラス作品やデザインを手がけた家具、食器まで約100点の関連資料と同時に、授業の様子をとらえた写真・映像、教え子の作品も紹介しています。また、会場内に設けられたワークショップ・スペースでは、実際にアルバースの出した課題に挑戦し、授業の内容を体験することもできます。


今回記事として取り上げましたジョセフ・アルバースやバウハウス関連の作品集や展覧会図録、関連書籍は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。特にバウハウス関連の作品集や学術書でしたら、たいていのものにはお値段をお付けできます。当店では現代アートを中心に美術書全般を重点商品として買取も積極的に行っています。ジョセフ・アルバースやバウハウス関連の本を処分される際にはご相談ください。

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デイヴィッド・ホックニー展【東京都現代美術館】 7月15日〜

■ デイヴィッド・ホックニー展

東京都現代美術館

会期:  2023年7月15日--2023年11月5日

現代美術を代表する画家、デイヴィッド・ホックニーの個展が7月15日より東京都現代美術館で開催されます。
国内で大規模に行われる個展は1996年以来27年ぶりとなり、代表作、近作を含めた多数の作品で60年以上におよぶ活動を振り返ります。

デイヴィッド・ホックニー(David Hockney)は1937年、イギリス・ブラッドフォード出身。地元の美術学校とロンドン・ロイヤル・カレッジ・オブ・アートに進学します。在学中から既にその才能に一目置かれる存在となり、現在とは異なるスタイルではあるものの、1960年代のポップアートムーブメントの中でも重要人物とされました。1964年以降はアメリカ・カリフォルニアに移住、当時はまだ一般的でなかったアクリル絵具を使用した、光溢れる明るいロサンゼルスの風景を描いた作品はホックニーの代表作となり、世界中から注目されます。

デイヴィッド・ホックニー展

明確なジャンル・手法を持たないスタイルは現在まで続き、常に新鮮な作品を発表、絵画のほか、版画、写真、舞台芸術ほか様々な分野で多彩に活動し、高齢期を迎えてもiPadで絵画制作を行うなど精力的な活動を行っています。


今回の展覧会では、日本初公開となるホックニーの故郷・イギリスで制作された油彩画作品「春の到来」シリーズ(2011年)や大判サイズのiPad作品12点のほか、世界初公開の自画像を含めた新旧の代表作120点余が展示されます。全長90メートルにも及ぶ新作「ノルマンディーの12か月」(2020-2021)は今回の最も目玉とされる作品かと思います。美術館の大型空間だからこそできる展示方法にも注目です。


今回記事として取り上げましたデイヴィッド・ホックニーの作品集や展覧会図録、関連書籍は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。現代作家の画集(作品集)でしたら、たいていのものにはお値段をお付けできます。特にプレミアになっているものは定価の何倍の値段で取引されている場合があります。当店では現代アートの作品集を重点商品として買取も積極的に行っています。現代美術の関連書、画集を処分される際にはご相談ください。

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本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語【東京都写真美術館】

■ 本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語

東京都写真美術館

会期:  2023年6月16日--2023年9月24日

本橋成一は1940年、東京都出身。1960年代から本格的な活動をはじめ、以降50年以上にわたり写真作品や映画監督として人々の営みを写し撮ったドキュメンタリータッチの作品を発表し続けています。 ロベール・ドアノーは1912年、フランス出身。報道やファッション写真を手がける一方で、パリ周辺に住む人々のユーモアや喜びのこもったポートレートで評価が高い写真家。

本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語

 

生まれた年代、地域、経歴も異なる2名の写真家ですが、その作品を辿ってゆくと色々な共通点が見えてきます。「炭坑」 「サーカス」 「市場」と、同テーマでルポタージュ作品を発表しているほか、それぞれの時代、地域で懸命に生きる人々を記録していく作風や写真との向き合い方、被写体への愛情など、両者の“眼差し”によりフォーカスされた内容となています。


ドアノーを敬愛する本橋成一が30年前、フランスに赴いた際にすれ違いで出会うことはなく、ユーモア溢れるメッセージ入りの写真集だけを受け取ったエピソードかから着想を得た今回の展覧会は「1 原点」「2 劇場と幕間」「3 街・劇場・広場」「4 人々の物語」「5 新たな物語へ」と、5つのテーマで構成され、出品作品241点(本橋成一:130点、ロベール・ドアノー:111点)の大規模なものとなっています。両者の代表作に加えて、美術館初公開、日本未公開作品も紹介、ドアノーの数少ないカラー写真「DATAR」シリーズも展示されています。


今回記事として取り上げました本橋成一とロベール・ドアノーの作品集や展覧会図録、関連書籍は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。アート写真の作品集(写真集)にはたいていお値段をお付けできます。特にプレミアになっているものは定価の何倍の値段で取引されている場合があります。当店ではアート写真集全般を重点商品として買取も積極的に行っています。アート写真集を処分される際にはご相談ください。

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