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諏訪敦「眼窩裏の火事」府中市美術館 写実絵画

■ 諏訪敦「眼窩裏の火事」

府中市美術館

会期:  2022年12月17日--2023年2月26日

現代日本の写実絵画界を代表する画家・諏訪敦の展覧会が府中市美術館で開催されています。
1967年北海道出身の諏訪敦は、武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業・同大学大学院修士課程修了の後、1994年に文化庁派遣芸術家在外研修員としてスペイン・マドリードに滞在、現地の国際絵画コンクールで大賞を獲得するなど、画家としてのキャリアを本格的にスタートさせます。
帰国後、自身のルーツとなる「日本人」「肉体性」に関心を抱いた諏訪は、1999年より代表作となる舞踏家・大野一雄と大野慶人の親子を描いたシリーズの制作を開始します。以降、対象をありのまま絵に描き写し、リアリティを追究する写実画というジャンルで活動しながら、見る・描くとこへの認識を問い直すアプローチを続け、写実性からの脱却とも言える取り組みを行ってきました。その特徴のひとつとして、画家としては珍しいほどの膨大な取材の量があり、時間と労力を削って行うそれは制作の中で重要な位置にあるプロセスのひとつであり、作品の一部です。

諏訪敦「眼窩裏の火事」

今回の個展では、第1章に“満州で病死した祖母”を中心に家族の歴史にせまるプロジェクト、「棄民」を展示します。敗戦直後、当時8歳であった父親の見たものを、現地まで取材を行い作品に仕上げたシリーズです。
第2章では「静物画について」。コロナ禍の中、猿山修と森岡督行とともに結成したアートユニット「芸術探検隊」が芸術新潮で集中連載した静物画に関する研究から生まれた作品が展示されます。
第3章では、「わたしたちはふたたびであう」2010年に亡くなった舞踏家・大野一雄を再び描き、また自身の身体的症状から見える景色を描くことで諏訪敦の生死観や絵画を描くことについて、「視ること、そして現すこと」に対する問いが窺える作品を見ることができます。


今回記事として取り上げました諏訪敦をはじめ写実絵画関連の画集や関連書籍は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。写実絵画の画集や展覧会図録などはたいていのものには値段をお付けできます。画集や作品集を処分される際にはご相談ください。

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水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 お化けたちはこうして生まれた(東京シティビュー)

■ 水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 お化けたちはこうして生まれた

東京シティビュー

会期:  2022年7月8日-2022年9月4日

「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」など妖怪漫画の第一人者である水木しげる。2015年に惜しまれつつも逝去した水木しげるの生誕100年を記念して、妖怪の研究に打ち込んだ生涯の作品やルーツ、関連資料などを紹介する大規模な展覧会が行われます。

1922年、大阪府に生まれ、鳥取県で育った水木は、幼少の頃近所に住んでいた拝み屋の妻、景山ふさ(のんのんばあ)の語る妖怪や不思議な話に興味を持ち、大きな影響を受けます。10代の頃は画家を目指し学ぶ日々でしたが、第2次世界大戦に出征、左腕を失う深傷を負います。終戦後も貧困に苦しむ生活を送りながら、貸本漫画家としてデビュー、後に漫画雑誌への掲載にこぎ着けたことで、作品は一躍有名となり現在へと繋がる人気を獲得します。
漫画家のほか、妖怪研究家としても活動し、“日本民俗学会会員”や“世界妖怪協会会長”などに就任し、緻密に描かれた妖怪の画は重要な資料となっています。

水木しげる

「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」では、東京を一望する東京シティビューの景色とともに、“天空の水木しげるロード”として妖怪のブロンズ像やARのお出迎えから始まります。水木しげるが生涯で残した1000点近くの妖怪画の中から、「山」、「水」、「里」、「家」など住処ごとにテーマをもうけ、圧倒的画力で描かれた原画を心ゆくまで楽しめる展示のほか、妖怪研究の資料として参考としていた江戸の画家、鳥山石燕の「画図百鬼夜行」や柳田國男の「妖怪談議」など、水木が所蔵していた関連書籍や“創作方法”も紹介し、初公開の資料を含めた多数の展示品とともに、水木しげるの妖怪と向き合った人生に迫ります。


今回記事として取り上げました「水木しげる」や妖怪画に関わる書籍や作品集、展覧会図録は重点商品として幅広く取り扱いをしています。特に妖怪画の画集は重点商品として品揃え拡充に尽力しています。妖怪画、浮世絵関連の展覧会図録、画集を処分される際にはご相談ください。

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国宝手鑑「見努世友」と古筆の美 出光美術館

■ 国宝手鑑「見努世友」と古筆の美

出光美術館

会期:  2022年4月23日-2022年6月5日

日本のにおける書の発達は飛鳥自時代にまでさかのぼり、中国から仏教の伝来をきっかけに写経という形で始まります。
奈良時代に文字は“万葉仮名”として日本独自の発達を遂げ、これを元に“ひらがな”、“カタカナ”が誕生しました。平安時代になると書は文化として本格的に盛んになっていきます。今回の展覧会で取り上げる「古筆」とは、広くは字の通り、古人の書として様々なものを指しますが、中でも特に平安時代、鎌倉時代に書かれた和様の名筆を示します。

優雅な筆跡の古筆は桃山時代以降、書の手本や茶人たちを中心に鑑賞の対象として持てはやされるようになりました。多くが冊子や巻き物状であった古筆が徐々に切り取られ「古筆切(断簡)」となり、「古筆切」をアルバムのようにまとめたものが「手鑑」です。

       

「国宝手鑑「見努世友」と古筆の美」では、出光美術館所蔵の優美な古筆や手鑑を選りすぐり紹介しています。展覧会のタイトルにも含まれている国宝「見努世友」は、聖武天皇の自筆と伝わる「大聖武」をはじめ、奈良から平安時代にかけての優れた古筆229葉が収められた手鑑です。このたび出光美術館が歳月を重ねて表裏両面に貼られていた折帖を片面に貼り直し、より美しく修復しました。
そのほか、平安時代の名品「高野切第一種」、「継色紙」、「石山切」や重要文化財「扇面法華経冊子断簡」など中世から近世にかけての貴重な品も含めた作品を多数紹介しています。また同時に古筆、出光美術館ともに所縁のある茶道具のコレクションも展示し、茶道の視点からも書を楽しむ構成となっています。


今回記事として取り上げました主に中国の古筆や書道、写経に関わる作品集、展覧会図録、関連書籍は重点商品として幅広く取り扱いをしています。買取も積極的にしていますので、中国の書道、古筆関連の展覧会図録、作品集を処分される際にはご相談ください。

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THE HEROES 刀剣×浮世絵 武者たちの物語 ボストン美術館所蔵

■ THE HEROES 刀剣×浮世絵 武者たちの物語 ボストン美術館所蔵

森アーツセンターギャラリー

会期:  2022年1月21日-2022年3月25日

100年以上に渡り、日本美術の収集を行い、海外の美術館としては他にないコレクション数を誇るボストン美術館。その膨大なコレクションの中から“武者たちをテーマに描いた浮世絵(武者絵)”と刀剣を厳選し紹介します。

武者絵とは、歴史や伝説上などに名を残す武者(武士、武芸に秀でた者)や戦の場面を描いた作品のことで、特に江戸時代で浮世絵のジャンルのひとつとして人気を博しました。浮世絵を確立したと言われる江戸時代初期の画家、菱川師宣をはじめ、時代の変わり目になる明治時代の月岡芳年まで名だたる浮世絵師たちが多くの作品を残しています。

「THE HEROES」では、神話の時代から源平、戦国、物語の英雄など、武者絵作品の時代背景に沿って迫力満点の作品118点を展示。同時に武者絵と同じモチーフで作成された刀の鐔も紹介し、よりヒーローたちの活躍を楽しめる構成となっています。また、世界有数のボストン美術館の日本刀コレクション(約600口)から、名刀20口を厳選。最も古いものでは、平安時代“刀工の祖”とされる安綱の作品「太刀 銘 安綱」から、世界的コレクターウォルター・コンプトン氏の寄贈品など、様々な時代、地域、流派の作品を、華やかな刀装具とともに展示しています。

武者絵       芳年       

ボストン美術館所蔵の刀剣コレクションがこの規模で出品されるのは約半世紀ぶりです。さらに、武者絵の世界観をより楽しむため国内のコレクションからも関連する刀剣作品を複数出品し、幅広い層が楽しめる内容になっています。


今回記事として取り上げました武者絵や浮世絵の作品集(特に菱川師宣、歌川国芳、月岡芳年関連の)展覧会の図録、関連書籍は重点商品として幅広く取り扱いをしています。買取も積極的にしていますので、浮世絵や画集を処分される際にはご相談ください。

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庵野秀明展 国立新美術館 12月19日(日)まで

■ 庵野秀明展

国立新美術館

会期:2021年10月1日-2021年12月19日

現代日本を代表するアニメーター、映画監督として記録的なヒット作を多数手掛ける庵野秀明氏の世界初となる展覧会です。
1960年山口県宇部市出身の庵野監督は、幼少の頃から漫画やアニメ、特撮に強い興味を持ち、絵を描くことを好んでいました。大阪芸術大学進学後は、高い画力を生かしてアニメの自主制作や特撮映像作りを行い、アマチュアながら高い評価を受けます。そんな中、スタジオジブリのアニメ映画「風の谷のナウシカ」の制作スタッフ募集に採用されたことが転機となり、上京後はアニメーターとしてプロの道に入ります。

庵野秀明     

特にメカや建物、爆破シーンの描写には賞賛を集めましたが、アニメーターとしての活動にある程度の限界を感じると、後に監督や演出側の仕事に移っていくとこになりました。初監督作品はOVA作品「トップをねらえ!」、総監督を務めた「ふしぎの海のナディア」(1990-1991)は現在でも根強い人気があります。1995年には代表作となる「新世紀エヴァンゲリオン」が放送され、同作は劇場版シリーズとして続き、2021年公開の最新作までも大ヒットを記録しています。
今回の「庵野秀明展」では、アニメ、特撮作品を中心に、原画、メモ、絵コンテや脚本など貴重な資料を様々集め、初期アニメーター時代から、監督、プロデューサーとして関わった作品を隅々まで紹介しています。


今回記事として取り上げました庵野秀明の作品集や図録、アニメーターの絵コンテや原画関連書籍は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。国内外、刊行の年代なども問わず買取も積極的にしていますので、アニメーションや原画、絵コンテ関連の作品集を処分・お売りされる際にはご相談ください。

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英国王室が愛した花々 キューガーデン シャーロット王妃とボタニカルアート

■ 英国王室が愛した花々 キューガーデン シャーロット王妃とボタニカルアート

東京都庭園美術館

会期:2021年9月18日-2021年11月28日

イギリス・ロンドンの西南部キューにある王立植物園、“キューガーデン”は世界最大級であり、最も有名な植物園です。
1759年に王室宮廷の庭園として本格的に整備されたのが始まりとされ、約250年の歴史ある施設として2003年にはユネスコ世界遺産に登録されています。ジョージ3世(1738-1820)とその妻シャーロット王妃の時代には、植物学者ウィリアム・エイトンやジョセフ・バンクスの尽力により、より充実した施設になります。

植物画     ボタニカルアート

世界探検航海に同行し、多数の植物採集を行っていたジョセフ・バンクスは当時英国では見ることのない珍しい品種まで持ち込むことが可能だったのです。1840年には植物園として一般にも開放され、王室庭園時代の貴重な建築物に加え、当時世界最大の温室“テンパレートハウス”や図書館などの施設の充実、敷地は現在までに120ヘクタールの規模にまで拡張されるなど発展を辿ります。また、研究機関としての面も持ち、植物と菌に関する膨大な資料のもと、植物学研究においては世界をリードする存在です。

今回の展覧会では、22万点に及ぶ園内のボタニカルアートの中から、18?19世紀に制作された約100点の作品のほか、1787年から発行が始まった植物誌「カーティス・ボタニカル・マガジン」、植物図鑑「フローラの神殿」からの図版資料が多数出されています。さらに、シャーロット王妃が愛したウェッジ・ウッド社をはじめとした王室御用達の磁器を紹介することで、当時の歴史的背景と共にボタニカルアートと自然科学が辿ってきた道のりを紹介します。


今回記事として取り上げましたボタニカルアート(植物画)の画集や関連書籍は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。国内外、刊行の年代なども問わず買取も積極的にしていますので、植物画関連の画集を処分・お売りされる際にはご相談ください。

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南桂子生誕110年記念「蝶の行方」展

■ 南桂子生誕110年記念「蝶の行方」展

ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション

会期:2021年4月10日-6月6日

銅版画家・浜口陽三の妻であり、自身も銅版画家としてフランス・日本をはじめ世界中で評価を集めた南桂子の作品を多数紹介する展覧会です。
1911年生まれ、富山県出身の南桂子は早くに両親を亡くす境遇ながら、女学生の頃には既に絵画や詩など創作活動に興味を示していました。30代になると童話や洋画を芸術家に師事して学び、展覧会への絵画の出品などを行います。後に夫となる浜口陽三との出会いものこの頃で、1954年には共にパリに渡り本格的に銅版画を手掛けるようになります。

南桂子           

少女や植物など童話のような世界観や色彩を繊細に表した作品は銅版画の新たな表現として注目され、やわらかな作風はユニセフのカードや教科書の表紙などに採用されました。「南桂子生誕110年記念「蝶の行方」展」では、今なお世界中に愛好者の居る南桂子の、銅版画を中心とした作品を初期から晩年まで約50点のほか夫・浜口陽三の作品10点を前期と後期分け展示します。また、南桂子が収集したアクセサリーコレクションも同時に紹介し、作品にも共通するような世界観を楽しむことができます。


今回記事として取り上げました南桂子の画集や展覧会の図録、パンフレット関連は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。特に大判の画集は買取も積極的にしていますので、画集や美術書を処分・お売りされる際にはご相談ください。

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あやしい絵展 東京国立近代美術館 -2021年5月16日まで

■ あやしい絵展

東京国立近代美術館

会期:2021年3月23日-2021年5月16日

幕末から明治にかけて、西洋の文化が流れてくるようになると日本の美術界もまたそれに大きな影響を受け、技術、表現の幅を大きく広げていきました。西洋の個性と自由の思想は日本の芸術家たちの欲望や想像を引き出すきっかけにまなります。
「あやしい絵」とは、このような背景のもと生まれた、“美しい” “キレイ”という表現からは一線を画した、美しさの中に狂気や妖艶など影の部分を表現している、心にどこかひっかかるような作品を紹介しています。非現実、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといったイメージを表現した画家の作品が楽しめます。

甲斐庄楠音        橘小夢

美人画で知られた上村松園の、女性の美しさの中に悲哀や嫉妬を込めた名作「焰」や「花がたみ」のほか、鏑木清方の異色作「妖魚」、甲斐庄楠音の「横櫛」、秦テルヲ、橘小夢などの日本画から、ひとつのジャンルとなった月岡芳年の無惨絵などテーマに沿った名作が多数展示されています。また、絵画と同じく過渡期をむかえていた文学作品にに添えられた挿絵や雑誌に掲載された絵、版画などのほか、ミュシャやダンテ、エドワード・バーン=ジョーンズ、オーブリー・ビアズリーなど、日本の芸術家たちに大きな影響を与えた西洋画家たちの作品等、幅広い分野から出品されています。「あやしい絵」の詳しい解説や謎解きも用意されており、新しい発見に繋がる内容にもなっています。


今回記事として取り上げました非現実、退廃的、幻想的、エロティックといったテーマを作風としてもつ画家の作品集は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。特に現代画家の画集はは買取も積極的にしていますので、美術書、画集を処分・お売りされる際にはご相談ください。

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岡本太郎展 太陽の塔への道 島根県立美術館

■ 岡本太郎展 太陽の塔への道

島根県立美術館

会期:2020年12月19日-2021年3月7日

日本を代表する芸術家、岡本太郎の代表作のひとつ「太陽の塔」を中心に、岡本太郎芸術に深く迫る作品展です。
1911年生まれの岡本太郎は20代をパリで過ごす中、パブロ・ピカソの作品に強い感銘を受けるなどし抽象芸術に目覚めていきます。戦後は日本での活動を精力的に行い、その功績から1970年大阪万博の“テーマ展示プロデューサー”に抜擢されました。大阪のシンボルとして根づいているその外観はもちろん、万博開催当時は内部まで岡本太郎こだわりの芸術空間が広がっていました。大阪万博から約半世紀後の2018年に再生計画によって太陽の塔内部の展示空間が再現され、再び大きな注目を浴びています。

岡本太郎     

「岡本太郎展 太陽の塔への道」では1971年当時と2018年復活後の太陽の塔を緻密な模型で再現しているほか、制作までの長い道のり、太陽の塔内外に散りばめられた岡本太郎芸術の意図を作品や演出と共に紹介しています。このほか、絵画や立体作品、自身が大きく感銘を受けていた縄文土器などを撮影した写真作品など、岡本太郎が芸術家として人一倍強いバイタリティーで生み出した作品を多数展示しています。


弊店では岡本太郎の作品集や図録、関連書籍を重点分野として取り扱いしています。岡本太郎の画集や作品集につきましては、買取も積極的におこなっておりますので、ご蔵書を処分されることがありましたらご相談ください。


当展覧会に関連した作品集や図書も紹介していますので、展覧会に出かけられる前の予習、鑑賞された後の復習などにお役立てください。

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藤田嗣治 布との対話 筒描・藍染を慈しむ 秋田県立美術館

■ 藤田嗣治 布との対話 筒描・藍染を慈しむ

秋田県立美術館

会期:2021年1月16日-2021年3月7日

日本に生まれ、エコール・ドパリを代表する画家藤田嗣治です。
芸術への情熱は絵画だけではなく、工芸品へも向けられていました。最期の住居兼アトリエとなったフランス・エソンヌ県にある“メゾン・アトリエ・フジタ”には世界を渡り歩く中で収集された、彼の理想を詰め込んだような品々が残されています。それはどれも特別なものではなく、大衆が親しむ温かみのある工芸品でした。

レオナールフジタ     

「藤田嗣治 布との対話 筒描・藍染を慈しむ」では、そんな藤田が愛した工芸品の中から、特に染織品や衣類に注目しています。藤田は、絵画だけでは生活を繋ぐことが困難だった時代に仕立屋で働いた経験もあり、晩年もミシンや針と糸を使って器用に裁縫をこなす程、布や衣装に愛着を持っていました。また、心惹かれた作品は絵画のモチーフとしても度々用いています。

今回の展覧会では主に、日本に帰国していた1930年代に収集した染織品や、それを元にした絵画作品を中心に構成しています。メゾン=アトリエ・フジタ所蔵の“片身替袢纏”や“茶道具文様筒描布団鏡表”など、パリを拠点とした中でもなお大切にしていた日本の伝統工芸品や藤田自身が作製した衣服や小物など、世界的な画家の新たな一面を覗くことができる内容となっています。


弊店では画集や展覧会図録など藤田嗣治の作品集を重点分野として取り扱いしています。藤田嗣治に関連する作品集につきましては、買取も積極的におこなっておりますので、ご蔵書を処分されることがありましたらご相談ください。


当展覧会に関連した作品集や図書も紹介していますので、展覧会に出かけられる前の予習、鑑賞された後の復習などにお役立てください。

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