刈谷市美術館
会期:2014年9月20日〜11月9日
竹久夢二らと並び、抒情画家の一人で、最後の抒情画家ともいわれる藤井千秋の展覧会です。
戦後の少女雑誌の表紙や挿絵を多く描き、昭和の少女たちを魅了しました。
今の時代に見ても、とても繊細で丁寧な作品は、心をうつものです。
雑誌「少女の友」などの付録や表紙や挿絵原画など、絵本の原画など数多くの作品が
展示されています。
川崎市市民ミュージアム
会期:2014年6月28日〜9月23日
1960年代から現在にいたるまでのポートレイト作品にフォーカスした
横尾忠則の展覧会です。
絵画を中心に、版画、ポスター、デザイン画....。
また、数年にわたり制作し続けられている最新作なども展示されています。
栃木県立美術館
会期:2014年4月19日〜6月22日
前衛的な画風で知られる瑛九は、真岡市の美術教育の第一人者・久保貞次郎と、
額縁作家の宇佐美兼吉と深い交友関係を築いていました。
本展は、宇佐美兼吉が収集した瑛九作品約120点と、久保貞次郎が収集した
北川民次、池田満寿夫、ヘンリー・ミラー、草間彌生など多彩な前衛画家の
作品160点が展示されています。
久保貞次郎の美術教育運動やさまざまな活動を振り返るとともに、
栃木県真岡市が戦後の前衛美術を育んだ極めて重要な地であったことを
再確認することができます。
群馬県立近代美術館
会期:2014年4月19日〜6月1日
日本絵画史上最大の画派であり、江戸時代を通して常に画壇の中心であった江戸狩野派。
狩野永徳の孫にあたる狩野探幽は、それまでの江戸狩野派様式を一変させ新しい画風を
確立させた天才絵師として有名です。
しかし、その探幽に尚信、安信という2人の弟がいたことは今まであまり知られていません。
弟・尚信、安信も江戸時代に絵師として活躍し、3兄弟で江戸狩野派の基礎を築きました。
本展では探幽3兄弟の画業を紹介し、それぞれが狩野派成立期に果たした役割を検証されています。
●「宮廷文化の華」
開催 :1993年 宮内庁三の丸尚蔵館
サイズ :68ページ 29×23cm
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平安時代以降から近代にいたる書/絵画/蒔絵調度品など、日本文化
の華やかな伝統を伝える、代々皇室に受け継がれてきた名品を23点。
藤原定家/藤原行成/狩野永徳/狩野探幽ほか。
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山種美術館
会期:2014年1月3日〜2014年3月2日
古くから日本に受け継がれてきた「かわいい」をめでる文化。
無邪気な子供から身近な存在としての犬、猫をはじめとする動物、鳥、虫
などの生きもを対象とした作品が中心になっています。
室町時代の藤袋草子絵巻から伊藤若冲の絵本を思わせる作品。
上村松園のり鶴、川端龍子 奥村土牛 熊谷守一 谷内六郎など。