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絵本・イラスト・挿絵(海外)

・イラストレーションの歴史

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情報を伝える媒体の一つ、絵画的な視覚化表現であるイラストレーションはその起源を先史時代の洞窟壁画に求めることができます。印刷技術が発明された15世紀ヨーロッパに木版による挿絵が登場します。

そして16世紀の製版術の進歩による銅版画、18世紀の石版画が登場し、大量のイラストレーションを使用した出版物が世に出され始めました。
上記の印刷技術の発達により、大衆的な新聞がめざましく普及した19世紀初頭、風刺画によるジャーナリズムのイラストレーションが展開されるようになります。

そして一般大衆向けの印刷物、雑誌が出現し、新しい印刷技術が発明された19世紀後半、ヨーロッパとアメリカ合衆国で「イラストレーションの黄金時代」を迎えることとなりました。
19世紀後半かけて、フランスでは幻想的なイラストレーションを制作したギュスターヴ・ドレ、アール・ヌーヴォーの発展によりアルフォンス・ミュシャ、ア ンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックによるポスター芸術が登場し、またイギリスではラファエル前派の影響やアーツ・アンド・クラフツのデザインを取り入 れ、神話や説話をモチーフにしたアーサー・ラッカムや、ヴィクトリア朝様式の衣裳の動物たちを描いたビアトリクス・ポター、アール・ヌ・ヴォーを取り入れ た白黒のイラストレーションのオーブリー・ビアズリーが登場します。

1910年代からのアール・デコ期は、カッサンドル、ジャン・カルリュ、ポール・コランなどのポスター芸術が開花します。
また、19世紀末から20世紀初頭のアメリカ合衆国では、子供向けのイラストレーションで有名なハワード・パイルや、ポスター・雑誌のカヴァーや挿絵で人気があったマックスフィールド・パリッシュなどが登場しています。

また、ロシア革命のもと発展したロシア構成主義による新しい社会主義国家の建設の動きから、ソ連による社会リアリズムのプロパガンダポスター
など、権力・戦争などに関わるイラストレーションが第二次世界大戦中にかけて出現しました。

戦後、印刷技術がさらに飛躍し、写真が簡単に印刷できるようになると、一時期、イラストレーションの世界は狭まりますが、広告、児童書、科学書風刺画などへの領域で活動を続けます。

1950年代からのアメリカ合衆国ではノーマン・ロックウェルなどの雑誌広告、ポスターや、1960年代以降のアンディ・ウォーホルやリキテンスタインなどのポップアートが席巻しました。

1990年代以降、イラストレーションの伝統的な技法とともに、コンピュータによるデジタルイラストレーションが登場し、コンピュータゲームやウェブサイトなどマルチメディアやコンピュータグラフィックスなどのイラストレーションが出現しています。

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アルフォンス・ミュシャ(1860年〜1939年)
Alfons Maria Mucha

アール・ヌーボーの先駆者として有名なイラストレーターです。
アカデミー・ジュリアンで美術を学んだ後、
ジスモンダのポスターを手がけたことで一躍注目を集めました。
繊細な色使いと、装飾性の調和などは「ミュシャ様式」と呼ばれ、
女性の理想の美しさを表現する芸術として高く評価されました。
浮世絵からの影響も強く、日本人にとって親しみやすい作品でも
あります。

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ロバート・クラム(1943年〜)
Robert Crumb

アメリカ出身の漫画家・イラストレーターで、
アンダーグラウンド・コミックス運動の先駆者として有名です。
アメリカン・コミックの作家として高く評価され、
当時タブーとされていた政治的風刺画や、反体制文化の象徴と
なったキャラクターを描き、カルト的人気を誇りました。

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ケイト・グリーナウェイ(1846年〜1901年)
Kate Greenaway

イギリス出身の代表的な挿絵画家です。
南ケンジントン美術学校で学んだ後、
1878年に「窓の下で」を出版し、爆発的な人気を得ます。
水彩で緻密に描かれた子供や女性たちはとても美しく、
100年経った今でもなお世界中の人たちに愛されています。
1955年には彼女の功績をたたえ、イギリスの絵本作家に
与えられる「ケイト・グリーナウェイ賞」が設立されました。

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オノレ・ドーミエ(1808年〜1879年)
Honore Daumier

19世紀フランスを代表する諷刺版画家です。
夜間の画塾で美術を学び、その後リトグラフの技法を学びます。
風刺絵入り新聞「ラ・シルエット」でデビューし、
その後も人間風刺画に専念し、ブルジョワ生活を批判しました。
晩年には画家として注目され、ロートレック、ゴッホなどにも
影響を与えたと言われています。

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ギュスターヴ・ドレ(1832年〜1888年)
Paul Gustave Dore

19世紀フランスを代表する挿画家です。
15歳の時からパリで画家として活躍します。
「イラストレイテッド・ロンドン・ニュース」などで
一躍注目を集め、その後も「神曲」「聖書」「失楽園」など
多数の挿絵作品を手がけます。
美しい線で描かれた精密画は独特のファンタジックな
世界を作り出しています。

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ジョルジュ・バルビエ(1882年〜1932年)
George Barbier

アール・デコを代表するフランスのイラストレーターです。
パリのエコール・デ・ボザールで学んだ後、「ニジンスキー」
「タマル・カルサヴィナ」などの作品を発表し、注目を集めます。
その後は、ファッション雑誌の挿絵を中心に活躍します。
東洋やエジプトの美術など、様々な要素を取り込んだ
美しくエレガントなイラストはファッションデザイナーたちに
大きな影響を与えました。

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オーブリー・ビアズリー(1872年〜1898年)
Aubrey Vincent Beardsley

イギリス出身のイラストレーターです。
「アーサー王の死」の挿絵で注目を集めた後、
「サロメ」で一躍有名になり、その後数々の作品を発表します。
繊細な線で描かれた白と黒の妖艶な世界はとても美しく、
今もなお世界中の人たちを魅了し続けています。
約6年の活動で多大な影響を与えたビアズリーですが、
結核のため25歳の若さで他界しました。

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ジョルジュ・ビゴー(1860年〜1927年)
Georges Ferdinand Bigot

フランスの画家・漫画家です。
日本で陸軍士官学校の画学教師になり、
17年にわたり日本で活動し、多くの風刺画を残しました。
明治の日本人の姿や風習をユニークに描いた風刺画は
当時の世相を如実に表したイラストとして有名です。

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ディック・ブルーナ(1927年〜)
Dick Bruna

オランダ出身の絵本作家、グラフィック・デザイナーです。
父親が経営する出版社で本のカバーデザインなどの仕事を経て、
1955年に「ちいさなうさこちゃん」を発表します。
後にミッフィーシリーズとして全世界で爆発的な人気を得ます。
ごく少数のカラーとシンプルなフォルムで描かれたイラストが
特徴的で、その独自の色合いはブルーナカラーと呼ばれています。
絵本作家として活躍する一方で福祉関係の仕事にも力を入れ、
障害者向けの案内記号やポスターなど多数の作品を手がけました。

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レイモン・ペイネ(1908年〜1999年)
Raymond Peynet

フランス出身ののイラストレーターです。
パリの産業装飾美術学校で学んだ後、イラストレーターになります。
愛をテーマに描いた「ペイネの恋人たち」が
世界的に大ヒットし、人気を得ます。
愛に満ちあふれたメルヘンタッチのかわいらしいイラストの中に
世相を反映した風刺を取り込んでいるのが特徴です。

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ポール・ランド(1914年〜1996年)
Paul Rand

アメリカを代表するグラフィックデザイナーで、
数々の企業の広告・ロゴマーク制作者として有名です。
娘のために妻のアンと作った絵本、
「ちいさな1」「ぼくはいろいろしってるよ」などは
世界各国で出版され親しまれています。
デザイン性の高いカラフルな色づかいの切り絵が
とても斬新でユニークです。

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ピーター・マックス(1937年〜)
Peter Max

ドイツ出身のアメリカで活躍するイラストレーターです。
ニューヨークの美術学校で学んだ後、デザイナーになります。
1960年代後半〜1970年初頭にかけて広告デザインを中心に
活躍し、そのサイケデリックな色彩が特徴のデザインは
グラミー賞のポスターをはじめ、様々な用途で使われています。
FIFAワールドカップの公式アーティスト就任や、
ボーイング機の機体のデザインを手がけるなど、
今やアメリカの文化の一部となっています。

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アーサー・ラッカム(1867年〜1939年)
Arthur Rackham

イギリス出身の挿絵画家です。
夜間の美術学校で学んだ後、イラストレーターになります。
1900年に「グリム童話集」の挿絵で注目を集め、その後、
「リップ・ヴァン・ウィンクル」で人気挿絵画家になります。
メルヘンタッチのファンタジーイラストを数多く手がけ、
彼の描く妖精たちはラッカメア・フェアリーと呼ばれています。

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ノーマン・ロックウェル(1894年〜1978年)
Norman Rockwell

アメリカの国民的イラストレーターです。
10代の頃からイラストレーターとして働き、
「サタデー・イーブニング・ポスト」の表紙を47年間に
わたり描き続けたことで有名です。
彼の描く古き良きアメリカの日常はとても温かみがあり、
登場人物の表情はとても豊かでユーモラスです。

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エリック・カール(1929年〜)
Eric Carle

ニューヨーク出身の絵本作家です。
シュトゥットガルト造形美術大学を卒業後、
ニューヨークタイムズのグラフィックデザイナーとして働き、
1968年にボローニャ国際図書展グラフィック大賞を受賞します。
色紙を切り抜き、貼り合わせて作る色鮮やかな絵本には
愛らしくて楽しい虫や動物たちがたくさん登場し、その豊かな
発想力と色彩感覚から「絵本の魔術師」と呼ばれています。

はらぺこあおむし(偕成社 1989)
ね、ぼくのともだちになって(偕成社 1991)
だんまりこおろぎ(偕成社 1997)
1、2、3どうぶつえんへ(偕成社 1998)
パパ、お月さまとって(偕成社 2006)

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エドワード・ゴーリー(1925年〜2000年)
Edward Gorey

カゴ出身の絵本作家です。
ハーヴァード大学を卒業後、出版社でブックデザインや挿絵の
仕事を経験し、1963年に独立します。
ごく細い線で描かれた美しいモノクローム線画と
ダークでシニカルな世界観が特徴的な彼の作品は
「大人のための絵本」として世界的に有名です。

うろんな客(河出書房新社 2000年)
題のない本(河出書房新社 2000年)
華々しき鼻血(河出書房新社 2001年)
まったき動物園(河出書房新社 2004年)
輝ける鼻のどんぐ(河出書房新社 2007年)

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ピーター・スピア(1927年〜)
Peter Spier

オランダ出身のイラストレーターです。
ジャーナリストでイラストレーターでもあった父の影響を
受け、イラストを描くようになります。
オランダで雑誌記者を経た後、アメリカへ渡りニューヨークで
イラストの仕事を始めます。
1978年に「ノアのはこ船」でコールデコット賞を受賞します。
今までに制作した子供向け絵本は30冊以上で、
インクや水彩絵具などを用いて軽いタッチで描かれた、
詩情豊かな美しい絵が魅力的です。

せかいのひとびと(評論社 1982)
雨、あめ(評論社 1984)
サーカス(福音館書店 1993)
ばしん!ばん!どかん(童話館出版 2004)
はやい・おそい、たかい・ひくい・はんたいのほん(童話館出版 2005)

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モーリス・センダック(1928年〜)
Maurice Sendak

ニューヨーク出身の絵本作家です。
ウインドウディスプレイの仕事をしながら、
アート・スチューデンツ・リーグでデザインを学び、
絵本の挿絵の仕事をきっかけにイラストレーターに転向します。
1964年に「かいじゅうたちのいるところ」でコールデコット賞を
受賞し、今までに80冊以上の作品を生み出しています。
コミカルで細部まで緻密に計算された独特なイラストが印象的で、
その親しみやすさと芸術性は高い評価を受けています。

かいじゅうたちのいるところ(冨山房 1975)
まよなかのだいどころ(冨山房 1982)
ロージーちゃんのひみつ(偕成社 1983)
ピエールとライオン(冨山房 1986)
チキンスープ・ライスいり(冨山房 1986)

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ターシャ・テューダー(1915年〜2008年)
Tasha Tudor

ボストン出身の絵本作家です。
バーモント州の山の中で1800年代風の農村の生活を営み、
生活の全てを手作りする彼女のライフスタイルは日本でも
注目を集めています。
ガーデニングと動物とのナチュラルライフを優しくほのぼのと
した水彩で描きます。

ターシャ・テューダーのクックブック(文藝春秋 1998)
コーギビルの村まつり(メディアファクトリー 1999)
喜びの泉/ターシャ・テューダーと言葉の花束(メディアファクトリー 1999)
輝きの季節/ターシャ・テューダーと子どもたちの一年(メディアファクトリー 1999)
コーギビルのいちばん楽しい日(メディアファクトリー 2002)

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パット・ハッチンス(1942年〜)
Pat Hutchins

イギリス出身の絵本作家です。
リーズ美術大学でイラストレーションとデザインを学び、
その後ニューヨーク滞在中に絵本を発表します。
「ロージーのおさんぽ」「風がふいたら」でケイト・グリナウェイ
賞を受賞するなど、次々に傑作を発表しています。
明るい色調の独特なイラストで、ユーモアたっぷりに描く
彼の作品は、世界的に高く評価されています。

ロージーのおさんぽ(偕成社 1975)
いたずらかいじゅうはどこ?(偕成社 1991)
きれいずきティッチ(童話館出版 1994)
ヒギンスさんととけい(ほるぷ出版 2006)
がたごとばんたん(福音館書店 2007)

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ガブリエル・バンサン(1928年〜2000年)
Gabrielle Vincent

ベルギー出身の絵本作家です。
ブリュッセルの美術学校で絵画を学んだ後、デッサンに専念し、
絵本作家としてデビューしたのは53歳の時でした。
彼女の絵の最大の特長である線画、いわゆるデッサンのうまさは
世界的評価を受けています。
木炭デッサンの絵本「たまご」などでポローニャ国際児童図書展
グラフィック賞を受賞するなど、読者の心を揺さぶる素晴らしい
作品を数多く発表しています。

アンジュール・ある犬の物語(ブックローン出版 1986)
たまご(ブックローン出版 1986)
セレスティーヌ・アーネストとの出会い(ブックローン出版 1988)
ちっちゃなサンタさん(ブックローン出版 1994)
ナビルある少年の物語(BL出版 2000)

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ハンス・フィッシャー(1909年〜1958年)
Hans Fischer

スイス出身の絵本作家です。
チューリッヒの芸術学校で版画を学んだ後、
版画家、壁画家、舞台美術家など多方面で活躍し、
数々の優れた作品を生み出しました。
その後過労で倒れ、療養も兼ねて郊外で静かな生活を送るなか、
子どもたちのために絵本を作ります。
絵本が自分の芸術を表現するのに最適なものだと感じた
フィッシャーは、その後も数々の絵本を発表しました。
子どもたちのために作られた絵本は、父親の愛情がこもった
楽しく愛らしい作品で、リズミカルな線と繊細な色彩が特徴的です。

たんじょうび(福音館出版 1965)
こねこのぴっち(岩波書店 1976)
長ぐつをはいたねこ(福音館書店 1980)
ブレーメンのおんがくたい(福音館書店 2000)
るんぷんぷん(架空社 2000)

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ディック・ブルーナ(1927年〜)
Dick Bruna

オランダ出身の絵本作家、グラフィック・デザイナーです。
父親が経営する出版社で本のカバーデザインなどの仕事を経て、
1955年に「ちいさなうさこちゃん」を発表します。
後にミッフィーシリーズとして全世界で爆発的な人気を得ます。
ごく少数のカラーとシンプルなフォルムで描かれたイラストが
特徴的で、その独自の色合いはブルーナカラーと呼ばれています。
絵本作家として活躍する一方で福祉関係の仕事にも力を入れ、
障害者向けの案内記号やポスターなど多数の作品を手がけました。

まんまるなあに(講談社 1998)
ミッフィーのむしめがね(講談社 1998)
ちいさなうさこちゃん(福音館書店 2000)
うさこちゃんとうみ(福音館書店 2000)
うさこちゃんのさがしもの(福音館書店 2008)

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レオ・レオーニ(1910年〜1999年)
Leo Lionni

オランダのイラストレーター・絵本作家です。
複数の新聞社で美術担当の編集者として働いた後、
「あおくんときいろちゃん」で絵本作家デビューします。
その後、30冊近くの絵本を発表し、ドイツ最優秀絵本賞、
ニューヨークタイムスの最優秀絵本賞など数々の賞を受賞しました。
幼児から大人までを惹きつける奥深いストーリーと、
色彩豊かなデザイン性の高いイラストが魅力的です。

スイミー(好学社 1969)
フレデリック(好学社 1969)
じぶんだけのいろ(好学社 1978)
あおくんときいろちゃん(至光社 1984)
マシューのゆめ(好学社 1992)

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エド・エンバリー(1931年〜)
Edward Emberley

アメリカの絵本作家です。
マサチューセッツアートスクールで学んだ後、絵本作家として
デビューし、今までに100冊を越える絵本を手がけています。
ニューヨークタイムズの最優秀絵本賞を何回も受賞しているほか、
アメリカの児童推薦図書としても数多くの本が選ばれています。
パステル調で描かれたカラフルで楽しい彼のイラストは
子供から大人にまで大人気です。

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ピーター・スピア(1927年〜)
Peter Spier

オランダ出身の絵本作家で、
父親はイラストレーターのジョー・スピアです。
広告代理店で勤務後、絵本作家としてデビューします。
水彩絵具と色鉛筆で描く優しく丁寧なイラストには
よく見るととてもユーモラスな場面が描かれていて
眺めているだけでも楽しめます。

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マレーク・ベロニカ(1937年〜)
marek veronika

ハンガリーの絵本作家です。
ハンガリー国立人形劇場のスタッフとして働いた後、
「ボリボン」で絵本作家としてデビューし、高い評価を得ます。
「ラチとらいおん」「ブルンミとアンニパンニ」シリーズが
有名で、どこか懐かしくコミカルでかわいいイラストと、
心温まるストーリーは大人にも大人気です。

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ルドウイッヒ・ベーメルマンス(1890年〜1962年)
Ludwig Bemelmans

イタリアの絵本作家です。
アメリカに移住し、レストランを経営しながら絵を描きはじめます。
代表作「マドレーヌ」シリーズは、コルデコット賞を受賞するなど、
その才能は高く評価されています。
優しい線とやわらかい色彩で描かれたイラストは
今もなお多くのファンに支持されています。

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フランソワーズ(1897年〜1961年)
Francoise

フランスの絵本作家です。
「まりーちゃん」シリーズが有名で、
リズミカルでわかりやすい文とやわらかい色使いのイラストが
特徴のとてもかわいい絵本です。
日本での初版は1956年で、大人から子供まで
たくさんの人に愛されてきた絵本です。

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ルーシー・カズンズ(1964年〜)
Lucy Cousins

イギリスの絵本作家です。
ロンドンの美術学校で学んだ後、絵本作家としてデビューします。
代表作は「メイシーちゃん」シリーズで
世界27ヵ国以上で出版されています。
とてもカラフルな明るい色彩で描かれた絵は、
見ているだけで楽しくなり元気が出ます。

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エルンスト・クライドルフ(1863年〜1956年)
Ernst Kreidolf

スイスの絵本作家です。
ドイツの美術学校で絵を学びます。
その後、療養のために訪れたアルプスの麓での暮らしの中で
生み出された詩や絵をもとに絵本を作ります。
最も有名なデビュー作「花のメルヘン」は
擬人化された虫や草花が登場するユーモラスなお話です。
石版画の特長を生かした繊細で美しい絵がとても魅力的で
芸術的絵本としても高く評価されています。

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エルサ・ベスコフ(1874年〜1953年)
Elsa Beskow

スウェーデンの国民的絵本作家です。
小学校の絵画教師を経て、絵本作家としてデビューし、
数多くの絵本を発表しました。
代表作は「三人のおばさんシリーズ」で
丁寧に描かれた絵と愉快で心温まるストーリーは
穏やかでやさしい気持ちにさせてくれます。

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ヘレン・ビアトリクス・ポター(1866年〜1943年)
Helen Beatrix Potter

ピーターラビットの作者として有名なイギリスの絵本作家です。
良家の娘として裕福な生活を送っていた彼女は
湖水での生活などをもとにピーターラビットを作り出します。
1902年に「ピーターラビットのおはなし」を出版すると
たちまち大ヒットし、人気作家となります。
淡い色彩で描かれた愛らしいイラストが魅力の彼女の絵本は
今もなお世界中の人達に愛されています。

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アラン・グレ(1936年〜)
Alain Gree

フランスの絵本作家です。
パリの美術学校で学んだ後、
子供たちが楽しく学べる「学習絵本シリーズ」を制作します。
また、絵本をはじめ教育本などのイラストレーターとして
300を越す本を出版し、現在ではグラフィックデザイナー、
エディターとしても活躍しています。
カラフルな色使いのポップでかわいいイラストは
見ているだけで楽しくなります。

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バイロン・バートン(1930年〜)
Byron Barton

アメリカの絵本作家です。
ロサンゼルスの美術学校で学んだ後、
テレビ局でイラストレーターとして働きます。
代表作は「ぶんぶんぶるるん」で
シンプルでユーモラスな絵とリズミカルな言葉が魅力的です。

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マーガレット・ワイズ・ブラウン(1910年〜1952年)
Margaret Wise Brown

アメリカの絵本作家です。
バンク・ストーリー校で学んだ後、絵本作家となります。
1938年にはスコット社の編集者となり、
スタッフとして働くかたわら、数々の絵本を発表しました。
彼女の代表作「おやすみなさい、おつきさま」は
アメリカで子供に読み聞かせる本としてとても有名です。

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バージニア・リー・バートン(1909年〜1968年)
Virginia Lee Burton

アメリカの絵本作家です。
カリフォルニア美術学校で絵画を学びます。
素朴な暮らしや自然を愛した彼女の絵本には、
自然を慈しむメッセージが込められています。
「ちいさいおうち」でカルデコット賞受賞するなど、
ベストセラー絵本としても高く評価されています。

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トーベ・ヤンソン(1914年〜2001年)
Tove Marika Jansson

ムーミンの作者として有名なフィンランドの絵本作家です。
15歳で雑誌の挿絵を描きはじめ、
その後、ヘルシンキやパリの美術学校などで学びます。
フィンランドの風土を色濃く交えたムーミンシリーズは
世界中で大ヒットし、今もたくさんのファンに愛されています。
また、画家や作家としても数々の作品を残しています。

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ピーター・シス(1949年〜)
Peter Sis

チェコスロバキアの絵本作家です。
プラハの美術工芸学校などで学んだ後、映像作家になります。
細やかな線で描かれた独特なタッチのイラストは、
とてもミステリアスで魅力的です。
アニメーション作品ではトロント映画祭でグランプリを受賞、
絵本ではコールデコット・オナー賞などを受賞しています。

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アリスとマーティン ・プロベンセン
Alice and Martin Provensen

アメリカの絵本作家です。
マーティンはディズニースタジオで働き、
アリスはハリウッドでアニメ製作を担当していました。
その後、2人は結婚し、絵本のイラストを描き始めます。
やわらかいタッチとカラフルな色彩が魅力の彼らの絵本は
数々の賞を受賞し、ニューヨークタイムズでは
優れたイラストレーターとして何度も取り上げられています。

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ウイリアム・ブレイク(1757年〜1827年)
William Blake

イギリスの画家・詩人・版画家です。
青年期に版画作家の弟子に入り、版画を学びます。
その後、自らの文学作品に挿絵を描いて出版し始めます。
「無垢と経験の歌」「天国と地獄の結婚」などの作品が有名で、
彼の詩と幻想的な水彩画が融合した芸術作品は高く評価され、
偉大な芸術家として後世に語り継がれています。

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ウォルター・クレイン(1845年〜1915年)
Walter Crane

イギリスの絵本作家です。
13歳で木版の巨匠リントンに弟子入りします。
浮世絵の研究にも熱心だった彼は、大胆な輪郭や平面塗りなどの
技法を取り入れて、新しい流行を作り出しました。
挿絵作品としては、子供向け絵本のデザインのもととなった
「幼子のオペラ」「3つのRの物語」などが有名です。

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ヘレン・クーパー(1963年〜)
Helen Cooper

イギリスの絵本作家です。
音楽の教師を10年ほど勤めた後、絵本作家となります。
絵本に登場する表情豊かな動物たちはとても愛らしく、
楽しく優しい気持ちにさせてくれます。
「いやだあさまであそぶんだい」「かぼちゃのスープ」では
ケイト・グリーナウェイ賞を受賞しています。

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ヘレン・バンナーマン(1862年〜1946年)
Helen Bannerman

スコットランドの絵本作家です。
「ちびくろさんぼ」の作者として有名で、
カラフルで楽しいイラストと、お話の面白さが人気で
今も世界中のファンから支持されています。

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オッティリア・アーデルボリ(1855年〜1936年)
Ottilia Adelborg

スウェーデンの絵本作家です。
「さっぱりペレとめちゃめちゃ村のこどもたち」が代表作で、
女性らしいタッチで描かれた美しい絵本を多数発表しています。
スウェーデンでは「オッティリア・アーデルボリ賞」という
女性の絵本作家に贈られる賞があります。

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ジョン・バーニンガム(1936年〜)
John Burningham

イギリスの絵本作家です。
ロンドンの美術学校でイラストを学び、デビュー作「ポルカ」
では、ケイト・グリーナウェイ賞を受賞します。
自らの体験を絵本にした「80日間世界一周」や
アニメーション映画にもなった「おじいちゃん」など
ユーモラスで温かいイラストがとても魅力的です。
妻であるヘレン・オクセンバリーも絵本作家です。

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サラ・ファネリ(1969年〜)
sara fanelli

イタリアの絵本作家です。
ロンドンの美術学校在学中に絵本を出版し、
今までに10冊以上の絵本を発表しています。
「ボタン」「とうとうとべた」などが有名で、
様々なモチーフを貼り合わせて作るコラージュ作品は
とてもユニークで唯一無二の独特な世界を繰り広げています。

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イアン・ファルコナー(1959年〜)
Ian Falconer

アメリカの絵本作家です。
「ニューヨーカー」の表紙を担当するほか、
バレー団の衣装を手がけるなど幅広く活躍しています。
デビュー作「オリビア」ではコルデコット賞銀賞を受賞し、
一躍有名になりました。
ふんわり優しいイラストとほのぼのするお話が魅力的です。

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アンネ・エルボー(1975年〜)
Anne Herbauts

ベルギーの絵本作家です。
ブリュッセルの王立美術アカデミーでイラストを学びます。
「おつきさまはよるなにをしているの?」で
ボローニア絵本賞を受賞し、注目を集めました。
大胆な構図のユニークな絵とシンプルな文章が特徴です。

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ミヒャエル・ソーヴァ(1945年〜)
Michael Sowa

ベルリンの絵本作家です。
芸術大学を卒業した後、イラストレーターとして活躍します。
「ちいさなちいさな王様」の挿絵で注目され、そのユーモラスで
不思議な世界は一度見たら忘れられないインパクトがあります。
最近では、映画「アメリ」などで絵や小道具の制作を担当する
など、舞台・映画・出版と活躍の場を広げています。

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マーカス・フィスター(1960年〜)
Marcus Pfister

スイスの絵本作家です。
美術工芸学校を卒業後、グラフィックデザイナーとして働きます。
1993年に「にじいろのさかな」で、
ボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞し、
世界36ヵ国で出版され大ベストセラーとなりました。
カラフルな色彩と愛らしいキャラクターが登場する彼の絵本は
とても楽しく、世界中の子供たちに愛されています。

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ゲオルグ・ハレンスレーベン(1958年〜)
Georg Hallensleben

ドイツの絵本作家で、大学卒業後は画家として活躍していました。
妻であるアン・グットマンが文を担当した
「リサとガスパール」「ペネロペ」シリーズが大ヒットし、
日本でもキャラクター商品が多く発売されました。
やさしいタッチのほのぼのとした彼のイラストは
子供から大人まで幅広い世代の人気を集めています。

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ジョン・ロウ(1947年〜)
John・A・Rowe

イギリスの絵本作家です。
美術工芸学校で美術を学びました。
「あかちゃんカラスはうたったよ」でオーストリア児童図書賞、
「アルマジロがアルマジロになったわけ」でBIBグランプリを
受賞しています。
濃い色で描かれた丁寧で美しいイラストが魅力的です。

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クレメント・ハード(1908年〜1988年)
Clement・G・Hurd

アメリカの絵本作家です。
エール大学で建築学を学んだ後、画家になります。
マーガレット・ワイズ・ブラウンとの共作、
「おやすみなさいおつきさま」は、アメリカでは就寝前の
読み聞かせの絵本として定番となっています。
鮮やかな色彩で描かれたイラストはとても美しく、
やさしく穏やかな文章を引き立てています。

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