『New York City Transit Authority Graphics Standards Manual』は、1970年代にマッシモ・ヴィネッリらによって策定されたNY地下鉄のビジュアル・アイデンティティを完全復刻した書籍です。グリッド構成、Helveticaの使用、公共空間での視認性設計といった都市グラフィックスの名作を356ページにわたり収録。タイポグラフィや欧文書体、ピクトグラム、サイン設計など、現代デザインの基礎を学ぶ上でも重要な資料です。Standards Manual社より2014年に刊行された限定版で、デザイナーや建築家、編集者などに高い人気を誇ります。
視覚伝達の歴史に名を刻むグラフィックデザイン書のなかでも、本書は世界的な評価が高く、絶版となった後も中古市場ではプレミアム価格で取引されることがあります。特に欧文書体やHelveticaなどのフォント設計、都市空間における視覚情報整理の実例書として、教育機関や図書館でも資料価値が認められています。内容の実用性と美術的価値を兼ね備えており、アートブックとしても高く評価されます。
セシルライブラリでは、タイポグラフィ、ピクトグラム、視覚伝達デザインに関連する洋書・和書を積極的に買取しております。HelveticaやFutura、Universなどのフォントに関する書籍、公共サインやインフォグラフィックス関連の資料、デザイン哲学を扱う専門書なども歓迎。デザイン教育資料としての活用も多く、希少な大型本や限定出版書は特に高評価となります。
『New York City Transit Authority Graphics Standards Manual』のようなタイポグラフィや都市グラフィックに関する貴重な書籍をお持ちの方は、ぜひセシルライブラリにご相談ください。視覚情報デザインの歴史を伝える一冊として、デザイン・建築・教育分野における需要は今後も高まることが予想されます。専門書の価値を正しく評価し、丁寧に買取いたします。
詳細を読む »Josef Lada 1887-1957
チェコを代表する国民的画家、ヨゼフ・ラダ(Josef Lada)の業績を回顧する展覧会図録『Josef Lada 1887?1957』。本書は、2007年にプラハのオベツニー・ドゥーム(市民会館)で開催された展覧会の公式カタログとして発行されたもので、チェコ語と英語のバイリンガル仕様の大判洋書です。
編集は美術史家パヴラ・ペチンコヴァー(Pavla Pecinkova)が担当。ラダの挿絵、風刺画、絵本原画などを豊富なカラー図版とともに紹介し、彼の芸術的歩みとチェコ文化への影響を深く掘り下げています。絵本挿絵や表紙絵といった装画はじめ、イラストレーションが楽しめます。
ヨゼフ・ラダ(1887-1957)は、チェコの文学・芸術において最も親しまれている挿絵画家の一人です。ユーモラスで温かみのある筆致は、児童文学や民話に親和性が高く、特にハシェクの『兵士シュヴェイクの冒険』の挿絵で知られています。
彼の作品は、同時代のヨゼフ・チャペックやカレル・チャペック、イジー・トルンカらとともに、東欧のモダン・イラストレーションの一翼を担いました。象徴性と土着の素朴さを兼ね備えたそのスタイルは、童話絵本やアニメーションの世界にも強い影響を与えています。
『Josef Lada 1887-1957』は、美術館クオリティの展覧会カタログでありながら、絵本的な温かさと資料価値の高さを兼ね備えた一冊です。
収録されている図版には、初期の木版画から晩年の風景画まで幅広く、学術的な解説も充実しているため、研究者、イラストレーター、美術教師、東欧文化愛好家などに高く評価されています。
海外のデザインアーカイブや東欧の絵本に関心のある方々にとって、本書は貴重な一次資料であり、現在でも高い市場価値を保っています。
セシルライブラリでは、チェコ絵本や東欧アニメーション、童話挿絵に関する資料・洋書の買取を強化しています。ヨゼフ・ラダ、カレル・チャペック、イジー・トルンカなど、東欧文化に関連する希少書籍・展覧会図録は、特に丁寧に査定を行っております。
1冊からでも買取可能。全国どこからでも送料無料の宅配買取をご利用いただけます。また、まとまった数量をご希望の場合は、出張査定も可能です。
・挿絵や海外絵本関連の和書・洋書いずれも査定対象
・大量にお売りいただける場合は出張査定も対応可能です
・全国どこからでも宅配送料無料
・1冊からでも丁寧に対応。大量の場合は出張査定にも対応
セシルライブラリでは、1冊からの宅配買取(送料無料)・大量買取時の出張査定にも対応しております。
希少なブランドカタログや限定冊子、展覧会図録などをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。専門スタッフが丁寧に査定・ご案内いたします。
※本記事は、実際の取扱実績および書籍の情報に基づき構成されています。
詳細を読む »コムデギャルソン 家具カタログ|1990年発行・別冊付|空間をもブランドに昇華した稀少資料
1990年に発行された**『コム デ ギャルソン 家具カタログ(Comme des Garçons Furniture Catalogue)』**が入荷いたしました。非売品として制作された関係者配布用のカタログで、別冊付が完備された希少な完品です。
本書は、コム デ ギャルソンがファッション領域を超えて空間や什器にまでその美学を拡張した初期の試みを記録した一冊。川久保玲の思想に基づいた、ミニマルかつ構築的な店舗什器・家具をモノクロ写真と図面で紹介しており、ファッションと建築・インテリアの境界を越える貴重なドキュメントとなっています。
とくに別冊には、什器の設計スケッチや素材指定など建築的ディテールが掲載されており、建築・デザイン資料としても高い資料価値を持ちます。
・コムデギャルソンやヨウジヤマモトなどのアヴァンギャルド系ファッション資料
・インスタレーションや店舗什器に関する非売品カタログ
・建築・インテリア・空間デザインとファッションが交差する書籍・図録
・1990年代前後のストリート/前衛/反消費的ブランド哲学を記録した出版物
・ファッション・デザイナーに関する和書・洋書いずれも査定対象
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※本記事は、実際の取扱実績および書籍の情報に基づき構成されています。
詳細を読む »Jost Hochuli Printed Matter, Mainly Books|タイポグラフィ・グラフィックデザイン書籍の買取強化中
スイスのグラフィックデザイナー、ヨスト・ホフリ(Jost Hochuli)の代表的著作。木版やリノカットによるタイポグラフィ、書籍設計に関する膨大な仕事が収録されており、グラフィックデザイン・書物文化・装丁史の観点からも高い資料価値を持つ一冊です。多言語併記の構成も魅力で、欧州の書物設計思想に関心のある方には特におすすめです。
・欧州のタイポグラフィ・グラフィックデザインに関する専門書
・書体設計・書物設計・装丁理論書(ルートヴィヒ・ホールヴァイン、ヤン・チヒョルト など)
・出版・印刷・編集にまつわる洋書・研究書
・少部数限定・私家版のブックデザイン資料
書体、タイポグラフィに関心のある方の蔵書整理も丁寧に対応いたします。
・送料無料での宅配買取
・大量処分の場合は出張での査定も対応可能です。
書棚の写真を送付いただければ、先に概算金額をお出しできます。
大切なデザイン書を確かな専門知識をもって丁寧に査定・買取いたします。
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バウハウスの重要人物であるヨーゼフ・アルバースとアニ・アルバースの作品と生活を紹介する一冊です。デザイン、織物、建築、教育など、20世紀のモダンアートに大きな影響を与えた夫妻の創作と哲学が、美しいビジュアルとともに紹介されています。
単なる作品集にとどまらず、バウハウスからアメリカ亡命後の活動までを通して、ふたりが築いた「生活と芸術の融合=デザイン・フォー・リヴィング」の思想と実践を深く掘り下げた内容です。
図版・写真も充実しており、視覚的にも非常に満足度が高い仕上がりです。
セシルライブラリでは当タイトルや関連分野の美術書は洋書和書問わず買取対象です。
ヨーゼフ・アルバース(Josef Albers)1888年- 1976年 ドイツ出身
バウハウス、ブラック・マウンテン・カレッジ、そしてイェール大学で教鞭をとり、多くのアーティストに影響を与えた教育者であり芸術家。色彩と形態の関係を厳密に探求した作品群は、ミニマリズムやカラーフィールド・ペインティングに先駆ける存在。色彩理論の名著『Interaction of Color』の著者でもあり、理論と感覚の両面でモダンアートの基礎を築きました。
詳細を読む »1950年から現代に至るまでのモダン家具の発展を国際的な視点で総括した洋書です。
掲載されているデザイナーはアルネ・ヤコブセン、テレンス・コンラン、チャールズ・イームズ、ポール・ケアホルムほか1000点以上の作品を掲載。308ページにわたり、数多くの白黒写真が掲載されており、各時代の代表的な家具デザインを視覚的に楽しむことができます。
モダン家具デザインに興味を持つ方や、インテリアデザインの歴史を学びたい方にとって、貴重な資料になりそうな内容です。また、デザイナーや学生にとっても、創作のインスピレーションを得るための参考資料として最適です。
グラフィティ・アーティスト、マイク・ジャイアント(マイケル・ルサージ)の作品集。
タトゥー、写真、スケートグラフィックス、マルチメディアなどの多彩な作品を集大成したモノグラフです。建築製図の訓練、タトゥーアーティストとしての輝かしい経歴、そして世界各地でのグラフィティ活動など、多岐にわたる影響とスキルが融合された独特の美学が特徴です。
さらに、仏教やトラックバイク、アパレルブランド「Rebel8」のデザイン、絵画など、彼の多彩な興味と活動も紹介されています。
680点以上のイメージが収録された豪華なハードカバー版で、彼の作品世界を深く堪能できる内容となっています。
ヘルベチカ(Helvetica)は、タイポグラフィの世界で最も広く知られ、使用されている欧文書体の一つです。1957年にスイスで誕生し、その名前はラテン語で「スイス」を意味する言葉に由来します。この書体は、視認性、シンプルさ、そして無駄のないデザインで知られ、瞬く間に多くのデザイナーから支持を受けました。
公共サインから企業のロゴ、広告まで、幅広い用途で使用されており、現代のデザインにおいて欠かせない存在となっています。
ヘルベチカの特徴は、その中立性と普遍性にあります。この欧文書体は、文字そのものが持つ意味を強調することで、メッセージを明確に伝える力があります。また、タイポグラフィの美学においても、非常に洗練された形状が魅力です。
これらの特徴が、企業ロゴや広告キャンペーンにおいて一貫性と信頼感を与えるため、AppleやIBMなど多くのグローバル企業がヘルベチカを採用している理由でもあります。
The MIT Pressから2011年に出版された『Helvetica and the New York City Subway System: The True (Maybe) Story』は、ヘルベチカがどのようにニューヨーク地下鉄のサインに採用されたかを描いた一冊です。この本では、サインデザインがいかに都市の機能に影響を与えるか、そして書体がそのプロセスで果たす役割が詳しく語られています。
ニューヨーク市の地下鉄サインは、都市デザインの象徴的な一部であり、混乱していた案内表示をヘルベチカによって整然としたものに変えた歴史が紹介されています。この変革は、タイポグラフィがいかにして実用性と美観を兼ね備えるかを示す代表例となっています。
このデザイン本は、タイポグラフィや欧文書体に興味を持つ初心者からプロのデザイナーまで、幅広い読者層におすすめです。特に書体が実際のデザインプロジェクトでどのように活用されるかに興味がある方には必読の一冊です。
ニューヨーク市の地下鉄サインという具体的なケーススタディを通じて書体がいかにして都市の機能性や美しさを向上させるかを学べる点が魅力です。
本書では、ニューヨーク地下鉄サインの改訂に関わったデザイナーたちの視点が描かれています。彼らが直面した課題、ヘルベチカの導入によって得られた成果、そしてタイポグラフィが都市計画や公共デザインに与える影響について詳しく解説されています。
セシルライブラリでは、ヘルベチカやその他の欧文書体、タイポグラフィに関するデザイン本の買取を強化しています。特に、The MIT Pressの『Helvetica and the New York City Subway System』のような専門書や希少な書籍は高価買取対象です。
当店では、全国対応で買取を行っています。遠方にお住まいの方でも簡単な手続きで書籍をお送りいただけるため、買取を希望される方にとって便利なサービスを提供しています。
デザイン本や欧文書体に関する専門知識が豊富なスタッフが在籍しておりますので、簡単なご相談でも受付しています。お気軽にご相談ください。
書体やタイポグラフィ関連などデザイン本の買取について
この記事では、ヘルベチカという書体が持つ普遍的な魅力と、その影響を特集しました。また、デザイン本としての『Helvetica and the New York City Subway System』の価値を掘り下げ、セシルライブラリが提供する全国対応の買取サービスについても詳しく解説しました。デザイン本やタイポグラフィ関連書籍の買取をご希望の方は、ぜひ当店にお問い合わせください。
ニューヨークのブルックリンを拠点とするマルチメディア・アーティスト兼デザイナー、ウォルト・カシディ(ウォルトペーパー)が中心となり運営されたサブカルチャー・グループ、ニューヨーク・クラブ・キッズの写真集です。
1980年代から1990年代にかけてのニューヨークのクラブシーンを象徴する「クラブキッズ」たちの文化やファッション、アートを記録した貴重な写真集です。著者のWalt Cassidy(通称:Waltpaper)はクラブキッズの中心的な存在で、彼の視点を通して当時のエネルギッシュでカオスなカルチャーを生々しく伝えています。
クラブキッズは、過激でアバンギャルドなファッションを特徴とし、ジェンダーレスで自由奔放なスタイルが魅力です。写真集には、奇抜なコスチュームやメイク、ユニークなヘアスタイルを施したメンバーたちの姿が多数収められています。彼らのスタイルは、当時のファッションやアートシーンに多大な影響を与えました。
クラブキッズたちは、ニューヨークの伝説的なクラブ「Limelight」や「Palladium」などを拠点に活動し、独自のパーティ文化を生み出していきました。当時のクラブシーンやアンダーグラウンドカルチャーの雰囲気が写真とともに描写され、読者を時代の中心へと引き込むヴィジュアルが多数掲載されています。
当時のニューヨークのクラブシーンを知る上で必読の1冊であり、アートやファッション、LGBTQ+カルチャーの視点からも非常に価値の高い記録です。写真とエッセイを通して、クラブキッズというユニークな文化の世界を深く掘り下げて理解できる構成になっています。
詳細を読む »カナダのハードコア・スケートボード・ブランド、「ウスグロウ」のアートワーク集。
モノクロのグラフィックスが掲載されています。
薄井繁の作品は、彼の独特な「和洋折衷」スタイルで知られています。和の伝統的な要素と、西洋のストリートアートやグラフィティの影響が融合した作風が特徴です。カリグラフィー(書道)、アイコン、スカル、花札のモチーフなどが頻繁に見られ、繊細かつ力強い筆致で描かれています。
独創的なアート作品が豊富に収録されており、彼の芸術的な進化やスタイルの変化を追うことができます。グラフィックデザインから壁画、タトゥーまで多岐にわたり、日本のアートシーンに興味がある人々にとって、その作品を包括的に理解するための重要なリソースとなっています。
限定150部発行。
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