今回は福岡県のデザイナーの方よりタイポグラフィ関連の貴重なデザイン書を宅配買取でお譲りいただきました。欧文書体や装飾文字に特化した洋書や展覧会図録が中心で、タイポグラフィの歴史や技術を学べる素晴らしいコレクションでした。
当店ではアート、デザイン、そして文字の美しさを伝えるタイポグラフィの本を大切にしています。
品揃えを拡充するため、タイポグラフィやデザイン関連の書籍を積極的に買取しています。専門的な洋書から、希少な限定版、日本の名著まで、一冊一冊を丁寧に査定し、価値を見極めます。
本棚で静かに眠っているタイポグラフィの本があれば、ぜひセシルライブラリにお任せください。次の持ち主に大切に届けます。まずはお気軽にご相談ください。
セシルライブラリでは全国対応の宅配買取(着払い)を行っています。
お客様の大切な本を一冊ずつ丁寧に査定し、価値を正確に判断いたします。今回は福岡県からのご依頼で、手続きは簡単かつスムーズに完了しました。先に送付いただいて現物で見積もりする方法と写真(本の背表紙)をメール送信いただき、先に概算の見積もりをお出しする方法をお選びできます。
全体の一部になりますが、買取をご依頼いただいた中で特に価値の高かった本を紹介いたします。
. ※ 掲載の許可をいただいたお取引のみ紹介しています。
1950年から現代に至るまでのモダン家具の発展を国際的な視点で総括した洋書です。
掲載されているデザイナーはアルネ・ヤコブセン、テレンス・コンラン、チャールズ・イームズ、ポール・ケアホルムほか1000点以上の作品を掲載。308ページにわたり、数多くの白黒写真が掲載されており、各時代の代表的な家具デザインを視覚的に楽しむことができます。
モダン家具デザインに興味を持つ方や、インテリアデザインの歴史を学びたい方にとって、貴重な資料になりそうな内容です。また、デザイナーや学生にとっても、創作のインスピレーションを得るための参考資料として最適です。
グラフィティ・アーティスト、マイク・ジャイアント(マイケル・ルサージ)の作品集。
タトゥー、写真、スケートグラフィックス、マルチメディアなどの多彩な作品を集大成したモノグラフです。建築製図の訓練、タトゥーアーティストとしての輝かしい経歴、そして世界各地でのグラフィティ活動など、多岐にわたる影響とスキルが融合された独特の美学が特徴です。
さらに、仏教やトラックバイク、アパレルブランド「Rebel8」のデザイン、絵画など、彼の多彩な興味と活動も紹介されています。
680点以上のイメージが収録された豪華なハードカバー版で、彼の作品世界を深く堪能できる内容となっています。
スイス建築は世界的に注目を集めるジャンルの一つであり、関連書籍は国内の建築家からの人気も高いです。
独特のデザインや建築理論が特徴です。日本国内でもスイスの建築家に関する専門書や展覧会図録の需要は高く、建築家や学生、研究者の間で非常に人気があります。セシルライブラリーでは、スイス建築関連の建築書や雑誌、洋書を全国から買取しており、多くのお客様にご利用いただいております。今回は、スイス建築の専門書を買取した実例を紹介しながら、その魅力や買取の流れについて詳しくお伝えします。
スイスの建築を特集した建築雑誌のバックナンバーは資料的価値が高く、コレクターや研究者にとって貴重なアイテムです。今回の買取では、ピーター・ズントー、マリオ・ボッタ、ヘルツォーク&ド・ムーロンなど、スイスを代表する建築家の雑誌が含まれていました。これらの特集号は、建築家のデザインプロセスやコンセプトを知るうえで欠かせない資料となります。
全体の一部になりますが、買取をご依頼いただいた中で特に価値の高かった本を紹介いたします。
. ※ 掲載の許可をいただいたお取引のみ紹介しています。
セシルライブラリは、建築の専門書や建築雑誌、美術・工芸・写真集などの専門書籍を幅広く取り扱う古書店です。今回は、大阪府のお客様からミース・ファン・デル・ローエ関連の建築書をまとめて買取させていただいた事例をご紹介します。
ミース・ファン・デル・ローエは20世紀を代表する建築家の一人であり、その建築設計に関する書籍や洋書の建築作品集は世界中の建築家や建築愛好家にとって価値のある本として高く評価されています。今回の買取事例が、建築事務所や個人で建築書を整理される方の参考になれば幸いです。
大阪府の建築設計事務所様より、ミース・ファン・デル・ローエ関連やその他著名な建築家の建築書籍、特に海外発行(洋書)の作品集が大量にあるため整理したいとのご依頼をいただきました。
長年にわたり収集された建築雑誌や洋書の建築作品集、建築関連の展覧会の図録が棚に収まりきらなくなったことと、部屋全体の模様替えを機会に思い切って処分を決断されたとのことでした。
「これらの書籍が市場でどの程度評価されるか分からない」というお悩みがあったようでしたが、セシルライブラリでは買取強化中のジャンルとして建築設計やミース・ファン・デル・ローエ関連書籍を積極的に評価しております。雑誌類や小冊子、展覧会関連の図録など一見すると価値が低そうな本でも値の付く本は少なくありません。見落としなく書棚のタイトルを慎重に確認の上、見積もり査定をいたしました。
全体の一部になりますが、買取をご依頼いただいた中で特に価値の高かった本を紹介いたします。
. ※ 掲載の許可をいただいたお取引のみ紹介しています。
建築関連の古本、古書を扱うセシルライブラリでは建築雑誌や建築専門書の買取を全国から承っております。長年の経験と専門知識を持つスタッフが、誠実で丁寧な査定をお約束いたします。以下に、実際にお客様から建築関係の本を買い取った実例をご紹介します。売却を検討の際には参考にしてみてください。
東京都在住のお客様からのご依頼です。長年にわたり建築関係のお仕事で参考にされてきた建築関係雑誌や建築専門書の処分を考えていらっしゃいました。資料の量が膨大で、通常の古本買取業者では対応が難しいと感じていたため、建築、デザインの専門知識のある当店にメールでご連絡をくださいました。引っ越しが決まっておられたため、整理の時間が取れず、出張により当社スタッフが整理のお手伝いをさせていただき、その場で概算のお見積りをいたしました。
雑誌は「価値がない」と判断して処分されてしまう方が多いようにこれまでの経験上感じております。
建築の書籍もそうですが、雑誌についても増刊、特別号やバックナンバーによっては、高値で取引されているものが意外とございます。
ご相談いただければ、値のつく本とそうだない本の選別のお手伝いも承ります。
まずはご連絡ください。
建築専門誌の買取
繊細なカラー描写を得意とする、現在アメリカ写真界の新分野であるニューカラー写真の代表的な写真家ジョール・マイヤーヴィッツの、2014年から2015年にドイツ・デュッセルドルフで開催された展覧会の図録です。
1960年代初期から現在に至るまでのジョール・マイヤーヴィッツのキャリア全体を一望できる内容となっており、約50年にわたる写真活動を包括しています。初期のストリートフォトグラフィから、都市や自然の風景、ポートレートなど幅広いジャンルの作品を収録しています。
本書には彼の代表作である『Cape Light』シリーズをはじめ、ニューヨークの路上で撮影されたストリートフォトや、9.11同時多発テロの後に撮影したグラウンド・ゼロの記録写真なども収録されています。これらの作品は、彼がその場の雰囲気や時代の流れをどのように捉え、表現したかを示すとともに、社会や風景の変化を描き出しています。
著名な批評家や写真家たちによる寄稿文や、マイロウィッツ自身へのインタビューが含まれており、彼の創作活動や美学に対する考え方をより深く知ることができます。これらの文章は彼の写真家としての道のりだけでなく、写真というメディアの可能性についても多くの示唆を与えてくれます。
カラー写真の可能性を追求し、日常の瞬間を芸術として昇華させる力を持っています。彼の作品の全貌を知るだけでなく、現代写真の発展や変遷を理解する上でも欠かせない資料として活用できそうです。写真愛好家、アート愛好者はもちろんのこと、写真を学ぶ学生や研究者にとっても貴重なインスピレーション源となります。
詳細を読む »美術工芸関連の作品集を専門に取り扱うセシルライブラリでは、現在、、ルーシー・リーをはじめ、国内外の陶芸作家の作品集の買取を強化しております。
今回は神戸市のお客様から陶磁器や絵付け関連の作品集を多くお売りいただきました。
写真も合わせて掲載していますので、ご処分を検討させる際の参考にしてみてください。
西洋の陶磁器ややきものの本は、美術工芸の中でも人気の高い分野です。これらの書籍は、美しい写真や詳細な解説を通じて、陶磁器の魅力を余すところなく伝えており、陶磁器に興味を持つ方々にとって貴重な資料となっています。
西洋の陶磁器作家の中でも、特に人気の高い作家としては、バーナード・リーチ、ハンス・コパー、ルーシー・リーの名前が挙げられます。バーナード・リーチは、日本の陶芸家との交流を深めたことで知られ、西洋と東洋の技術を融合させた作品を生み出しました。ハンス・コパーとルーシー・リーは、モダンなデザインと卓越した技術で知られ、彼らの作品は世界中で高い評価を受けています。
◎バーナード・リーチ
1887年に香港で生まれ、イギリスと日本で活動した陶芸家です。彼は、東洋と西洋の陶芸技術を融合させた作品を数多く制作しました。特に日本の民藝運動に深く関わり、柳宗悦や浜田庄司らと共に活動しました。リーチの作品は、シンプルでありながらも深い美しさを持ち、機能性と美的価値を兼ね備えています。彼の影響は、日本の陶芸界だけでなく、西洋の陶芸界にも大きな影響を与えました。
◎ハンス・コパー
1920年にドイツで生まれ、ナチスの迫害を逃れてイギリスに移住した陶芸家です。彼の作品は、抽象的で彫刻的な形状が特徴で、シンプルでありながらも強い存在感を放ちます。コパーは、伝統的な陶芸の枠を超え、現代的なデザインと技術を取り入れた作品を制作しました。彼の作品は、ミュージアムやギャラリーで高く評価され、多くのコレクターに愛されています。
◎ルーシー・リィー
1902年にオーストリアで生まれ、第二次世界大戦後にイギリスに移住した陶芸家です。彼女の作品は、薄くて軽いフォルムと、繊細な釉薬の使い方が特徴です。リーの作品は、女性らしい優雅さと洗練されたデザインが評価され、数々の賞を受賞しました。彼女の作品は、実用的な器から芸術的なオブジェまで多岐にわたり、そのすべてが高い美的価値を持っています。
横浜市で手芸教室を経営されているお客様より宅配での買取をご依頼いただきました。
お電話とメールで数回打ち合わせ後、本棚の写真をいただき、値段をお付けできるタイトルをピックアップいたしました。30年ほど前より手芸教室をされているとのことで、1960年以前の古い本も多く所有されていました。教室で使用されていた本ですので、使用感の目立つ本も多かったですが、長く手芸に関わっている方が手に取られるような良書が多く、まとめてお売りいただけたこともありまして、評価額も努力させていただきました。梱包までのご準備にお手数をおかけしてしまいましたが、最後までスムーズにお取引ができました。ありがとうございました。
手芸関連の本の中でも特に刺しゅう関連の本は古い年代(1960年以前)の本にも価値(需要)の高いタイトルは少なくありません。一見すると価値がなさそうに見える本でも探究本といわれる希少な本もございます。
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ジョージ・ナカシマの家具作りに対する哲学と人生の物語を深く掘り下げた洋書です。単なる職人の回顧録ではなく、木と人間の深い結びつきを描いた、詩的で思想的な作品でもあります。
ナカシマは家具作りを単なるモノの製造ではなく、「芸術創造」として捉えています。木材の選別からデザイン、加工、組み立てに至るまで、細部にわたるプロセスが丹念に記されています。特に「ライブエッジテーブル」と呼ばれる、木の自然な輪郭をそのまま活かしたデザインは彼の代名詞であり、自然と芸術が一体となった象徴的な作品です。
本書は豊富な写真とイラストで家具の美しさを余すところなく伝えています
(作業場の風景、完成した作品、素材である木そのもの)。
ナカシマの手から生まれる家具の温かさや深い趣を視覚的に楽しめる内容になっています。