1918年生まれ、スイスの現代アーティスト、ハンス・フォークの画集。
ドローイング、グワッシュ画、コラージュ作品が、多数カラー掲載されています。
詳細を読む »世田谷美術館
会期:2021年3月20日-2021年6月20日
ニューヨークブルックリンを拠点に、世界中で活躍しているアーティストKAWS(カウズ)の日本では最大規模になる個展。2001年に渋谷パルコで開催された個展「KAWS TOKYO FIRST」と同タイトルであり、「原点回帰」への気持ちが込められてします。
KAWSは1974年、アメリカ・ニュージャージ出身であり、子どもの頃から表現することを好んでいました。10代ですでにアーティストとしての頭角を現し、ニューヨークの芸術大学“スクール・オブ・ビジュアル・アーツ”を卒業した後は個人活動を行います。“サブバータイジング” や有名アニメの制作に携わるなどのキャリアを重ね、アーティスト、デザイナーとしての地位を確固たるものとして今日に至ります。特に“サブバータイジング” の活動は注目を集めることとなります。
アニメなどのポップカルチャーに影響を受けた作風は親しみやすく、大胆なパロディや色使い、「× ×」で表現された目のキャラクターたちは、誰もが一度は見かけたことがあるほど有名です。その印象的なデザインを生かして大衆から高級ブランドまで、アパレル業界とのコラボレーションも話題になります。「KAWS TOKYO FIRST」では、デザイナーのほか、画家や彫刻家、多岐にわたって活躍するKAWSの初期から近作まで、150点以上の作品を展示しています。また、KAWS自身がコレクションしている作品や実際に活動しているスタジオの再現など、関連資料も多数紹介しています。
今回記事として取り上げましたカウズ KAWSほかポップカルチャー系のアート集、やストリートアート系の画集は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。特に洋書の画集は買取も積極的にしていますので、ストリートアート、画集を処分・お売りされる際にはご相談ください。
エコール・ド・パリの栄光を担う日本人画家、藤田嗣治/レオナール・フジタの未発表作品の油彩画はじめ、素描、写真資料などが、多数掲載されています。
詳細を読む »テキスト:ロシア語、一部ドイツ語
ロシア・アヴァンギャルドのアーティスト、エル・リシツキーのデザインによって、1922年発行された絵本の復刻版です。
詳細を読む »世田谷美術館
会期:2021年3月20日-2021年6月20日
フィンランド出身、20世紀を代表する巨匠アルヴァ・アアルトとその妻、アノイ・アアルト(アノイ・マルシオ)。共に建築家として活動した夫妻の25年間の軌跡を紹介する展覧会です。
1924年にアルヴァの立ち上げた個人事務所でアノイがアシスタントとして働きはじめ、半年後に二人は結婚、仕事上でもパートナーとして重要な役割を果たします。1920年代当時は欧州をはじめ世界的に近代建築運動の全盛期であり、モダニズム建築の成立した時代でもあります。アルヴァもこの流れのなかでモダニズムを取り入れた作品を発表していきますが、コンクリートや鉄などの人工的な素材と合理性の追求にのみ傾く流れからは抜け出し、自然の素材や有機的建築の思想を取り入れた独自のスタイルを確立していきます。
アルヴァを著名にしたこのスタイルは、フィンランドの自然とアノイとの生活を楽しむ中から生まれたものであると考えられ、その思想は建築のみにとどまらずインテリアなどのデザインを生み出しました。同じく妻のアノイも多数の作品を発表し、二人は公私ともに影響し合うパートナーでした。アルヴァ作り出した作品は後の建築界、そして世界的に評価されている北欧デザインに大きな影響を与えます。「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド 建築・デザインの神話」では、アノイの功績と作品にも注目し、そこからアルヴァの思想と作品を見つめ直す機会となっています。
今回記事として取り上げましたアルヴァ・アアルトの建築作品集は関連書籍は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。特に洋書の建築作品集は買取も積極的にしていますので、建築書を処分・お売りされる際にはご相談ください。
特集/ヤコフ・チェルニホフと建築ファンタジー
構成主義の最後の花 チェルニホフとそのデザイン101構成図
1950-1960年代に活躍したロンドンのファッション写真家、デヴィッド・ベイリーの写真集です。
1957年から1969年までに撮影された、ミック・ジャガー、ビートルズなどのミュージシャン、ファッション写真が、多数掲載されています。
詳細を読む »俳優、映画プロデューサー、芸術家として、多彩な分野で活躍するデニス・ホッパーの写真集です。
1960年代、ハリウッドにある「1712 North Crescent Heights」で暮らした際に撮影されたパーティー、友人や家族のポートレートなどが、多数掲載されています。
初版、5000部発行。
詳細を読む »東京国立近代美術館
会期:2021年3月23日-2021年5月16日
幕末から明治にかけて、西洋の文化が流れてくるようになると日本の美術界もまたそれに大きな影響を受け、技術、表現の幅を大きく広げていきました。西洋の個性と自由の思想は日本の芸術家たちの欲望や想像を引き出すきっかけにまなります。
「あやしい絵」とは、このような背景のもと生まれた、“美しい” “キレイ”という表現からは一線を画した、美しさの中に狂気や妖艶など影の部分を表現している、心にどこかひっかかるような作品を紹介しています。非現実、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといったイメージを表現した画家の作品が楽しめます。
美人画で知られた上村松園の、女性の美しさの中に悲哀や嫉妬を込めた名作「焰」や「花がたみ」のほか、鏑木清方の異色作「妖魚」、甲斐庄楠音の「横櫛」、秦テルヲ、橘小夢などの日本画から、ひとつのジャンルとなった月岡芳年の無惨絵などテーマに沿った名作が多数展示されています。また、絵画と同じく過渡期をむかえていた文学作品にに添えられた挿絵や雑誌に掲載された絵、版画などのほか、ミュシャやダンテ、エドワード・バーン=ジョーンズ、オーブリー・ビアズリーなど、日本の芸術家たちに大きな影響を与えた西洋画家たちの作品等、幅広い分野から出品されています。「あやしい絵」の詳しい解説や謎解きも用意されており、新しい発見に繋がる内容にもなっています。
今回記事として取り上げました非現実、退廃的、幻想的、エロティックといったテーマを作風としてもつ画家の作品集は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。特に現代画家の画集はは買取も積極的にしていますので、美術書、画集を処分・お売りされる際にはご相談ください。
・「A Constructed Roman Alphabet Deluxe A Geometric Analysis of the Greek and Roman Capitals and of the Arabic Numerals」
ローマ時代のローマ&ギリシャの大文字書体デザインと、アラビア数字を紹介する1冊です。
別紙図版48枚付き、限定225部発行のデラックス版
(エディション・ナンバーあり)。
著者は1945年生まれ、アメリカのデザイナー&タイポグラファー、デヴィッド・ランス・ゴインズ/David Lance Goines
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