日本のグラフィックデザイン界を牽引する永井一正のポスター作品500点を掲載。600ページにわたる分厚い作品集です。
富山県立近代美術館シリーズとともに、初期の作品から、幾何学的な抽象や宇宙を感じさせるシリーズ、そして、生きる意味を追求する〈LIFE〉シリーズの最新作まで、永井の幅広いポスターの軌跡。
富山県立近代美術館の企画・監修
静岡県の建築家の方よりル・コルビュジエ関連の書籍や建築の作品集を60冊ほどご依頼いただきました。
モダニズム建築の巨匠とも言われ、現代建築史の流れの中でル・コルビュジエは最も重要な建築家の一人として、関連の中古書籍の需要も高いです。
ル・コルビュジエ以外でも「モダニズム建築」に関わるその周辺の書籍は中古の建築書でも人気です。
特に「ル・コルビュジエ全作品集」をはじめ、作品全集は販売相場の崩れもなく、一定の人気があります。
従いまして、買取の評価額についてもしっかりとした値段がお付けできます。
なお、「全集」や「シリーズもの」は全点揃いかどうかがポイントとなり、揃いでかつ保存状態が良好な場合、評価額は上がります。
もちろん、一冊単位の建築作品集やコルビュジエ関連の展覧会図録も洋書、和書を問わず、重点商品として取り扱いをしています。
(ル・コルビュジエは絵画やドローイングにも卓越した才があり、絵画関係の図録や書籍も多く流通しています)
意外と見落とされることも多いですが、コルビュジエを特集した雑誌も買取ができます。
人気の高い雑誌は以下のものです。
「建築と都市 a+u(エーアンドユー)」「建築文化」「カーサブルータス」「GA」など…..。
さらに、ル・コルビュジエの弟子(日本人)や直接、間接的に関わった人物の建築書も高い需要があり高価買取になる場合も少なくありません。
主な関連人物は以下のとおりです。
吉阪隆正 前川國男 坂倉準三 丹下健三 谷口吉生 西澤文隆 柳宗理など…..。
今回買取させていただきました本の中で主なタイトルを写真で掲載しますので、建築のご蔵書を処分される際には参考にしてみてください。
西洋書体を紹介する1冊。
ボドニ、ローマン、イタリック、ヘレニック、サンセリフ、スクリプトなどのスタイルと、アドリアン・フルティガー/Adrian Frutiger、エリック・ギル/Eric Gill、パウル・レナー/Paul Rennerなどのデザイナーによるアルファベット書体が多数掲載されています。
本体はクロス装幀となっています。
詳細を読む »風景、花、そして動物の骨だけをテーマとして描きつづけた、アメリカを代表する女流画家、ジョージア・オキーフのカタログレゾネ。
油彩画、素描、水彩画、彫刻などが、約2000点掲載されています。
函入り、2冊組み。
詳細を読む »ファッション、アート、写真が一体となったニューヨーク発のアート雑誌です。
写真家スティーブン・ガン、モデルのセシリア・ディーン、メイクのジェームス・カリアードスの3人により1991年に限定1000部で創刊されました。
ファッションとアートの融合という当時珍しかったアイデアと他に類を見ないオリジナリティで、すぐにクリエイティブ業界全体から注目を集める存在になりまます。
毎号ごとに装幀のスタイルを変えており、自由な判型・形状・素材で発行されるのが大きな特徴です。雑誌というよりむしろヴィジュアル・アートのオブジェの印象を与えます。
ヴィジョネアはアート本出版の枠を広げました。
経営を広告に依存していないため一冊の値段は高めですが、その分クエイエーターの自由な表現の可能性を追求する編集姿勢を貫いています。
多くのクリエーターがその主旨に賛同し、時代を先駆けて活躍するトップアーティストはもちろんのこと、新進気鋭のアーティスト達も制作に参加してきました。
また、一流ファッションメゾンの間でも、VISIONAIREと組むことが一種のステイタスともいわれ、これまでに世界に名だたる企業とのコラボレーションを実現。
たとえばルイ・ヴィトンとコラボレーションした18号では、同社のバックなどに使用されるモノグラムが装丁に利用され、ヴィジョネアの人気度・認知度が一気に高まりました。
ヴィジョネアは現在でも発行が続いています。
すべての号が限定発売されていることも特徴的です。
すべてにナンバーリングが施され、世界中でコレクターズアイテムとなっています。
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大正期の絵画主義写真全盛の時代と昭和初期から始まる新興写真の時代にわたって活躍した日本を代表する写真家、野島康三の写真集。
ポートレートや花などのモノクロ写真が、52点掲載されています。
函入り、本体の装幀はクロス。
装幀レイアウトを原弘
巻頭は梅原龍三郎の追悼寄稿。巻末は原弘、木村伊兵衛らの寄稿
詳細を読む »西宮市大谷記念美術館
会期:2021年6月18日-9月26日
近年では新国立競技場の設計にも大きく貢献し、現代日本を代表する建築家のひとり、隈研吾の大規模展覧会です。日本の現状と風土に向き合った作品を数多く提案し、それぞれの土地にある、特色や背景を組み込んだ建築作品は海外からも称賛されました。そして、現在までに世界各地の建築設計を担当、数々の建築賞を受賞。今回の展覧会では、そんな世界各地にある多くの作品の中から、規模に関わらず公共性の高い68件の建築物を選び出し、紹介しています。
建築物を隈氏の提唱する5つの原則「孔」「粒子」「やわらかい」「斜め」「時間」に分類し、本人による解説と模型や写真などの資料などと共に展示します。
また、「東京計画2020(ニャンニャン)ネコちゃん建築の5656(ゴロゴロ)原則」では、下から見上げるネコの視点で都市の生活を見直すということをテーマに、隈研吾氏の信条とする土地とその未来につて考えるという内容のリサーチプロジェクトも発表されました。映像作品では、瀧本幹也、藤井光、津田道子などのアーティストとのコラボレーションにより、隈研吾作品をさまざまな視点から眺め、VRでは360度のリアルな映像で体感できる内容となっています。コロナ禍という時代の分岐点で、建築と公共性の未来について考えるきっかけとなる展覧会になります。
今回記事として取り上げました隈研吾の建築作品集や展覧会の図録、関連書籍は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。特に建築の作品集や建築解説書は買取も積極的にしていますので、建築書を処分・お売りされる際にはご相談ください。
写真家・石内都と楢橋朝子が編集するフォト・マガジン。
柏亜矢子、秋山祐徳太子、野村恵子ほか。
・「2号 1996年」 石内都 楢橋朝子
・「3号 1996年」 石内都 楢橋朝子
・「5号 1997年」 やなぎみや 石内都 楢橋朝子
・「6号 1998年」 楢橋朝子
・「8号 1999年」 石内都
・「10号 2000年」
1904年生まれ、オランダのベネディクト会の修道士であり建築家、ハンズ・ファン・デル・ラーンによるアルファベット・デザイン集。
墓石など石材に刻むためのデザインが、ライン・ドローイングや図面で掲載されています。
詳細を読む »和田誠氏が描いた名作映画のイラスト映像コミュニケーションカンパニーIMAGICAのカレンダーイラストを100点掲載しています。
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