芸術やアートという言葉を聞いて、どんな作品や芸術家を思い浮かべますか?
中には、ミロのヴィーナスなどの古典的美術品や、ピカソなどの現代的アートを思い浮かべる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
様々な種類の芸術やアートがありますが、前衛的な表現を行うアーティストや作品が存在します。
そこで今回は、戦後のアメリカ美術に大きな影響を与えた「ニューヨーク・ダダ」と呼ばれる芸術運動についてご紹介します。
そもそもダダとは、第一次世界大戦の頃に起きた前衛的な反芸術運動のことです。
すでにある固定化された概念に対抗し、新しい芸術を生み出すことを目的としているのが特徴です。
ダダの始まりは、スイスのチューリッヒに戦乱を逃れてやってきた芸術家たちによって始められました。
ニューヨークでのアーティストの集まりも、このチューリッヒでの集まりと共通性があり、反芸術運動の方向性も似た点があることから、ニューヨーク・ダダと呼ばれ、活動するようになりました。
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