ファッション・アントワープ・アカデミー設立50年の際に開催された展覧会の図録。
歴史やファッション写真、ドローイングが多数掲載されています。
ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク、マルタン・マルジェラ、ドリス・ヴァン・ノッテンほか。
「NEW YORK BEAT JEAN‐MICHEL BASQUIAT IN DOWNTOWN81
耀けるニューヨーク・アンダーグラウンドの軌跡。
ジャン=ミッシェル・バスキア主演の映画「DOWNTOWN81」のヴィジュアルブック。
マッド・クラブでの狂騒が蘇る貴重なヴィジュアルを多数記録。
デボラ・ハリー/プラスチックス/マドンナ/アンディ・ウォーホルほか
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会期: 2023年12月11日--2023年11月5日
「モードの帝王」と呼ばれ、20世紀のファッション界を牽引したひとりでもある「イヴ・サン=ローラン」。
今回、国立新美術館で行われる展覧会は、パリのイヴ・サンローラン美術館全面協力により、2008年の逝去以来、日本で初めて開催される大回顧展です。1936年、アルジェリア出身、幼少の頃パリに移住したのイヴ・サン=ローランは、17歳の頃からファッション・デザインの学校に通います。ここでのデザインコンクール・ドレス部門最優秀賞の受賞をきっかけに、当時ヴォーグのディレクターだったミッシェル・デブリュノフを介して出会ったのが、「ニュールック」として女性の服装に革命を与え、パリのオートクチュール界のトップに君臨していたクリスチャン・ディオールです。イヴの才能に惚れ込んだディオールは自身のメゾンで雇い、イブのデザイナーとしての人生が始まります。
しかし、就職からわずか3年、ディオールの急逝により、イヴは若干21歳という若さでディオールの主任デザイナーに就任することとなりました。重圧に負けることなくディオールの遺志を引き継いだイヴですか、1960年に徴兵とそれによるメンタルの不調によりブランドを離れることになります。それらを乗り越えた翌年、創設したのが自身のオートクチュールメゾン「イヴ・サンローラン」です。「モンドリアンルック」や「パンタロンスタイル」、「シースルー」ほか、男性のファッションを女性向けに改造するなど革新的なファッションを次々発表し、2002年の引退まで長きに活躍したイヴは「モードの帝王」としての地位を確立しました。
今回の展覧会では、全12章で構成し、1958年のディオール時代から2002年までに発表されたオートクチュールのルック110体のほか、素描や写真、アクセサリー、染色、刺繍などの資料、日本との関わりなど約300点の資料を展示するボリュームのある内容となっています。
今回記事として取り上げましたイヴ・サン=ローランをはじめファッションデザイナーや服飾関連の作品集や展覧会図録、関連書籍は洋書和書を問わず重点商品として幅広く取り扱いをしています。特にファッションデザイナーやファッションブランドの洋書写真集はたいていのものにはお値段をお付けできます。ファッションデザインや服飾関連の本を処分される際にはご相談ください。