大切にしてきた本を適切な場所(書店)へ売りたい。

古本の買取には、店舗型買取・オンラインショップ買取・オークションなどいくつかの方法があるかと思いますが、美術書など専門書の買取には、特定の専門書に特化したお店がオススメです。

そこで今回は専門書を専門店に売るべき3つの理由についてお伝えしていきたいと思います。


◇査定が無駄に安くならない

本を売る時にまず気になるのが「いくらで買い取ってもらえるのか」ということですが、専門店では買取価格が高くなることもさることながら、相場面など市場性より正確に評価してもらえます。

一般的な古本屋やオンラインでの買取など、多ジャンルで一般書も多く取り扱うところでは、買い手のニーズの高さによって買取価格が決められることが多いのです。そのため、特定分野のマニアや、それに関わるお仕事をされている方たち向けの専門的な本はあまり高く評価されません。

特に古くなった美術書や写真集、建築専門書の場合には、「その本がどれだけ価値のあるものか」よりも、「どれだけ綺麗で発行が新しく、新品に近い状態で売れるか」が重要視されるため、出版年が古い、汚れている、というだけで査定が安くなってしまいます。
 
ジョセフ・コーネル  ピーター・ズントー  色彩論  ヴェンダーズ
 

一方、専門店に訪れる買い手は専門書目当てです。そのため良い古書や、あまり出回っていない貴重な専門書は、高い価格でも買ってもらえることが多いのです。取り扱う特定の分野の販売実績も多く、本の内容はもちらんのこと、時にはタイトル、装幀、全体の雰囲気だけでも、染み付いた肌感覚により「売れる、売れない」、「高く売れる、安くすれば売れる」など、大方の判断が可能です。このような理由から、専門店では買取の査定が無駄に安くなることがないのです。
逆に言えば、定価も高くキレイな保存状態で立派に見える本でも、需要がないと判断されれば、はっきりと買取を断られることもあります。

どの本が専門店で評価されるかは出してみるまで分かりませんが、古い新しいを問わず、専門書を持っているという場合には、一度専門店に値段を聞いてみてもよいかもしれません。
 


◇必要としてくれるユーザーが見つかる

専門書を専門店で売ることのメリットは他にもあります。
美術書や画集などの専門書は、その本の特性上、特定の趣味嗜好を持った方たちにしか価値がわからない、という特徴があります。

専門店にはそういった趣味嗜好を持った方たちが多く集まるため、その本を本当に必要としている人たちに本が渡ります。

普通の古本屋や、オンラインショッピングでは見つからないような本を求めて専門店を見に来ているため、今まで興味のなかったジャンルや探していた本とは違う本でも興味を持ってくれることがあり、需要に応える形になるのです。

他の本屋では買い取ってもらえなかった本や作品集でも、買い取ってもらえる可能性があるので、試してみる価値はあります。


◇値が付かなくても人の手に渡る

専門書の分野を限定して扱う専門古書店でも、需要の関係や供給過多によって価格が付かないという場合があります。

そんな時、専門店ではその分野で仕事をされている方々や、専門的に勉強を行っている学生さんに対して、無償で本の譲渡を行っていることがあります。
その本を必要とし、大切に使ってくれる人がいれば、無料でお届けをしているのです。

専門書をお持ちの方の中には、そうした本を大事にする精神をお持ちの方も多いかと思い、当店でも同じ取り組みをしています。
本を大切に扱い、より多くの人に読んでいただきたい、そんな専門古書店と同じ理念をお持ちの方は一度当店に足をお運びください。


いかがでしたか。
当店では買取や取り扱いに関することでしたら、細かなことでもお答えさせていただいています。気になることやご不安な点などございましたら、お電話か「お問い合わせフォーム」からでも、お気軽にご相談ください。

 


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