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一月五日は初えびす

幼い頃から大好きな
一番近い緑の森 熱田神宮

 

不思議な世界繋がりで 泉鏡花の作品を。

どの場面も
瑞々しく鮮明に瞼に映し出され、
太陽の光の眩しさや
花の香り湿った空気 山の木の葉を踏む音、
雀がちゅんちゅん戯れる音まで感じられる
文章に、度々登場する艶やかな女性にも
引き込まれてしまいます。
そして、背中がゾクリッとする不気味さも魅力的。
大好きです。
泉鏡花 「歌行燈 高野聖」「鏡花短編集」

 

今日は立冬、暦の上では もう冬です。

二十四節気ー七十二候は
山茶始開(つばき はじめて ひらく)
つばき と読みますが、
山茶花 (さざんか) の花が咲き始める頃となりました。という事です。
我が家の山茶花は、まだ小さな蕾ですが、
今年はたくさん咲きそうです。
お昼間は、ポカポカでボクは庭で
日向ぼっこを楽しみました。

picの花は、バコパ、ランタナ、ゼラニウムですよ。

 

作家・吉田篤弘さんの世界が 好きです。

夢の中へ落ちていくように、
本の中へ落ちていく感じが
とても心地いいのです。

パロール・ジュレと魔法の冒険
(著)吉田篤弘
この お話は 本の中へ入り込み
紙魚となり本の中の人物になって
ある秘密の調査をする諜報員と
それに関わる人々の不思議な話。

しかも、そのある秘密の調査とは
パロール・ジュレ(凍りついた言葉)。
なんでしょう?パロール・ジュレとは。
キノフという北の街では、
人の発した言葉が結晶して
凍りつく。
このパロール・ジュレを探る
不思議な不思議な話。

ファンタジーのようで冒険小説で
優しく切なく 素敵な話。

 

 

夏に長野県松本市で開催されていました 「不思議の国のアリス展」へ行きました。

イギリスの数学教師、写真家、作家、詩人である
ルイス・キャロルの独創的な物語
「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」
この物語がどのようにして誕生したのか、
始まりの話から不思議の国への招待、アリスの物語へ。

アリスの挿絵で知られるジョン・テニエルのイラストの展示や
7名のアーティストのイラストで物語を紹介しています。
そして、最後は映画、アニメーション、
舞台のアートの国のアリスを展示。

世界中の人々を魅了させるルイス・キャロルの物語を、
知れば知るほど好きになるアリスの不思議の世界を堪能できます。

ルイス・キャロルが生きた英国ヴィクトリア女王時代の名曲や
マザーグースなどのBGMが平田広明氏の音声ガイドも楽しくお勧めです。

現在は、 横浜そごう美術館で11月17日まで開催されています。

 

 

名古屋市博物館で開催されています スヌーピー ミュージアム展NAGOYA! へ。

アメリカの漫画家チャールズ・モンロー・シュルツのマンガ
『 ピーナッツ 』は、1950年10月の連載開始から
シュルツが亡くなる2000年まで半世紀に渡って続きました。
そこに登場する主人公チャーリー・ブラウンをはじめ
スヌーピー やウッドストックなど愛らしいキャラクターや
微笑ましいストーリーにファンは多いでしょう。

今回の展覧会ではシュルツ美術館の貴重な原画やスケッチ、
ヴィンテージグッズなど200点や映像など 見どころは多く、
来場者皆 終始笑顔で会場内では 彼方此方から
「可愛い、可愛い」と声が聞こえてきました。

作品全てが愛に包まれていて、
穏やかで優しい気持ちになる素敵な展示会でした。
皆さま是非足をお運びください。

 

クリエィティブ集団・ブルーマングループのショーを観てきました。

小さな人から大人まで笑ってしまうコミカルな面白さ満載、
ブルーマンオリジナルの楽器の演奏や
アートパフォーマンスは大迫力でゾクゾクするほど楽しい。
最高にクールなステージでした。

帰りは 雨上がりの 夜の散歩。
空一面が白雲に覆われて9時過ぎと言うのに
明るく、分厚い雨雲と湿った緑の匂いが
昔から感じる 夏が近いどこか懐かしい匂いでした。

 

ずっと行きたいと思っていました 展示会に漸く行けました。

名古屋市博物館で開催されています
「 挑む浮世絵 国芳から芳年 」
最終日という事もあり、大変混み合っていましたが、
とてもとても面白い展示会でした。

歌川国芳の躍動感溢れ、画中の物音や鼓動まで
聞こえそうなくらい迫力がある。
それでいて細密で美しい作品や戯画などの
滑稽でユーモラスなものまで、どの作品も心奪われます。

また「血みどろ絵」と言われる
落合芳幾と月岡芳年が手がけた
「英名二十八衆句」は衝撃的でした。
(苦手な方の為のエスケープ通路あり😄)
親分肌だった国芳は、
70人以上と弟子も多かった事にも驚きました。

今回の150点の展示は
とても満足する素晴らしい展示会でした。
全展示 撮影okで
次回は、広島での開催です。

Exhibitionism −ザ・ローリング・ストーンズ展

TOC五反田メッセ で開催されています
「Exhibitionism −ザ・ローリング・ストーンズ展 」へ

入り口入ってすぐから
Rockな 興奮する充実した内容で
見る(観る)も聞くも満足できた
展示会でした。

私は、主人のように
ストーンズのライブには
行った事はありませんし、
今までMTVを観るかCDを
聞くらいの知識でしたが、
とにかく楽しくカッコ良かった。

子ども達は齧り付くように
鑑賞し 時間を忘れるくらい興がる。
ザ・ローリング・ストーンズを
堪能できました。
ファンなら尚の事、
そうでない方も十二分に
楽しめると思います。

5月6日まで開催されます。

愛知県美術館で開催されています『 芦雪展 』へ

愛知県美術館で開催されています『 芦雪展 』へ

江戸時代の画家は、どうして あんなにもユーモラスな絵が描けるのだろう。
当時の絵師達の絵を見ると よく思うことです。今回の長沢芦雪も同様です。
無量寺の『 虎図 』、『 龍図 』再現展示は圧巻でした。
今にも襖から飛び出してきそうな迫力があり大胆で力強く独特な雰囲気、
そして どこか愛らしいのです。

今回の展示会では、師応挙との同じ構図の絵を2点並べて鑑賞できたり
全84点と多数の素晴らしい作品を観せていただきました。

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