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豊田市美術館で開催されています 「交歓するモダン  機能と装飾のポリフォニー」へ。

1910〜1930年代のモダニズム
室内装飾から家具、建築
生活用品、テキスタイルに
ファッション。
それ以前のこってりとした
美しい装飾から機能主義への変化。
伝統的にとらわれない
表現を追求し
常に新しくあるための装飾
そのことに価値がおかれた
時代です。

個人的に一番好きな年代。
想像をたっぷりと孕み
直線曲線シンプルに見る
美しさを追求したデザインは
ため息しか出ないほど
美に陶酔します。

たっぷりと時間をかけて
鑑賞しましたが、もう一度
足を運びたいいい展覧会でした。

 

    

 

十人十色と言うように

人の数だけ、それぞれの生き方が
あります。

1910年代、まだ男性社会の中
強く美しく仕事に生き
成功者とされた女性
ガブリエル・シャネル。

世間や周囲の声
批評に流されず
自分の思いに正直に
真っ直ぐに生きる人は格好いい。

「私はこうなりたいと思い
その道を選び、
そしてその想いを遂げた。」

(著)山口路子

「 ココ・シャネルの言葉
C H A N E L 」

 

 

朝一、八事マルシェへ

お野菜や食品をたくさん
いただいて楽しいお買い物。

今日のお目当ては
Lady pink
可愛いがいっぱいで大興奮🥰💕
モーヴピンクの素敵バッグと
サングラスをお迎えしました🎶

ピンクのテントが目印です。

 

 

本日、5月11日は

愛する芸術家
サルバドール・ダリの誕生日です。

シュルレアリスムの代表的な画家で
多くの絵画やデッサン、彫刻に
写真作品を残し、
大きな目に クルリンと巻き上がる髭、
奇人と言われる不思議な魅力と
独特な表現で彼自身が芸術作品と
言ってもいいでしょう。

今から118年前の1904に
スペインで誕生したダリ。

私のユーモラス大好きの原点は
貴方の作品からです。

 

 

甥っ子が好きだという

森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」読了。

大学生の私と彼女。
舞台となる京都で出会う可笑しな方々と
奇想天外な出来事が楽しすぎて
面白すぎてケラケラと笑い声まで
発してしまう。

ベストセラーでアニメ映画化、
舞台にまでされた作品なので読んでみたいと
思いながらも読まずじまいでした。
読まないなんて勿体無い。

いつも、読書のともは
コーヒーかハーブティーですが
偽電気ブランが無性に飲みたくなったのは
言うまでもありません。

甥っ子よ。ありがとう🎶

サマセット・モーム

月と六ペンスが
非常に面白かったので
短編集も読んでみました。

ジゴロとジゴレット
モーム傑作選
モーム短篇選 (上・下)

心理描写を主とした作品が多く
読後の感情の解放感
人間をこれほどまで興味深く
感じたものは今までにありません。

どの作品を読んでも
とにかく面白い
サマセット・モーム昨品です。

雲ひとつない青空に

キラキラと陽射し差し込む
木々が輝くお昼間に思う

梨木香歩(著)
「 西の魔女が死んだ 」

熟読し、一度 手放したけれど
また読みたくなり文庫を
購入したほど…。

今日のような昼下がりに
幾度もページめくりました。

ラベンダーの香り、鳥のさえずり
ゆったりとながれる西の魔女の住む
田舎で過ごす中での少女の心の成長。

小説も映画ともに好きです。

白猫亭 追憶の多い料理店」

宇野亜喜良

遠い過去の甘い思い出
美しく、艶やか
ロマンチックで
トロリと溶けそうな
甘美なひとときをとうぞ。
素敵なレシピとともに…。

神秘的でアンニュイ
大人な絵本をどうぞ ♡

〜Happy Valentine 〜

映画「 パリところどころ 」

フランス映画
1965年ヌーヴェルヴァーグを
代表する監督
ジャン=ダニエル・ポレ
ジャン・ルーシュ
ジャン・ドゥーシェ
エリック・ロメール
ジャン=リュック・ゴダール
クロード・シャブロル
によるパリを舞台にした
短編オムニバス映画です。

若き日の思い出、
リバイバル上映で観て触発された
好きな映画の一つ。

数十年前のパリの街に
クラシカルな映像。
おしゃれでちょっと皮肉な
何度観ても新鮮な感覚。

朝食の半熟茹で卵をエッグカップの上で
ナイフで割ってみたり、
赤のタートルニットを真似して着たのを
思い出します。

月と六ペンス

サマセット・モーム(著)
金原瑞人(訳)

家庭を放棄し、
手を差し伸べる人まで傷つけ
ひどい仕打ちを与える
身勝手な男ストリックランド。
しかし、全てを捨て無一文で
若い頃からの夢に向かい
その事だけに情熱を注ぎ全うする
強靭な精神力は何か惹きつける
不思議な力があります。
人間臭い登場人物等も
個性が強く それぞれがいい。

ストーリーだけでなく、
語り手「わたし」を通してみる情景、
表現、会話がとても魅力的であり
サマセット・モーム作品を
全て読みたいと思わせる
実におもしろく好きな作品です。

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