文化・芸術 アーカイブ - ページ 2 / 7 - 古本買取や美術書 画集 デザイン書 建築書の専門古書店セシルライブラリブログ

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家に一人だけの休日。

犬と好きな事だけの
のんびりな日にしましょうと
ドリンクとスナックで
映画二本立て♪

その後、帛紗さばきの練習
美しい所作、丁寧な お手前が
てきるようゆったりお茶を
たてます。
静かに過ごす一人の時は
自分を空っぽにする
大切な時間です。

テーブル花は、品のある
もったりとした白が素敵な山茶花。
雪に負けず綺麗に咲いてくれました。

 

     

 

名古屋タカシマヤで開催の ジミー大西展へ

1992年から絵を描き始めた
ジミー大西氏の画業30年を
振り返る全国巡回展。

強い意志を持ったような
彼の体中で感じる感覚全て
情熱を注ぎ描いたような
魂を感じる作品でした。

世界を回り、年を重ねて
表現のかたちが変化していくのも
面白い。

見ていると活力が湧く
魅力に満ちた展示会でした。

ジミー大西
画業30年記念作品展
名古屋タカシマヤ2023年1月8日まで

後、福岡三越
2023年4月1日から

 

  

 

今年最後は

渋谷bunkamuraザ・ミュージアムで
開催中の
「マリー・クワント展」へ

1955年〜イギリス・ロンドン
ミニスカートの先駆者
デザイナーのマリー・クワント
(Mary Quant)の1955年から
75年にかけて
デザイナーとしての活動、
時代を切り開いた起業家としての
活躍ぶりを100点余りの衣服や
小物・コスメ、写真映像で
展示しています。

エレガントな装いが好まれる
それまでのファッション。
丈を膝上までグッと上げたスカートに
人々は目玉が飛び出た事でしょう。

愛らしいデージーマークに
ポップで可愛く着るだけで
元気100倍と言えそうな
ファッション。
気勢が上がる展示会でした。

2023年
彼女のデザインする
ファッションのように
パッと咲いた花々ように
明るい年になりますように♪

今年も一年
ありがとうございました
皆さま 良いお年を

 

  .

 

アメリカの小説家

ポール・ギャリコの
ハリスおばさんシリーズの第一作
「ハリスおばさんパリへ行く」が
映画化されました。
「ミセス・ハリス、パリへ行く」
11月18日本日公開です。

イギリス戦争未亡人の家政婦ミセス・ハリスが働き先のお宅でうっとりするほど美しいディオールのドレスに魅せられて、クリスチャンディオールのドレスを買いにパリへ行くお話し…簡単に話せばですが。

真っ直ぐで嘘がなく、そして
とても優しい彼女が憧れのディオールのドレスを求め初めて飛行機に乗りパリへ。
このミス・ハリス、パリへ行くと決心してからの心踊るキラキラした表情はとてもとても魅力的なのです。
そんな彼女の魅力に周囲の人達の気持ちや心の動き、そしてクリスチャンディオールのオートクチュールのドレス、当時のデザインも美しく素敵です♪

鑑賞後は、明るく弾むような気持ちになれる映画でした。

 

 

静かな秋の夜

小さな小さな入り口から
深く不思議な冒険に。

世界を拡大して見る器械、
円形の視野に不思議な世界を
うかびあがらせる器械、
スコープって何?

小さな小さな入り口を覗いてごらんなさい。
そこから始まる旅を…
感動を覚える素敵な冒険を…。

作品…桑原弘明
文 …巖谷國士

 

 

2022.9.13 Au revoir, Jean-Luc Godard.

フランス映画を好きになり始めた
20代初め頃。

「女は女である」を観て、
愛らしいアンナ・カリーナに憧れました。
あの頃は、理解しがたいけれど
おしゃれな雰囲気が素敵で
ゴダール作品を観ていました。

ゆっくりお休み下さい
ご冥福をお祈りします
さよならゴダール

 

  

 

キース・ヘリング(1958-1990)を 紹介する世界で唯一の美術館

中村キース・ヘリング美術館開館

15周年記念展 「混沌と希望」へ
キース・ヘリング(Keith Haring)は
1958年生まれの
ストリートアートの先駆者とも
呼べるアメリカの画家です。

1980年からニューヨークの
地下鉄構内の掲示板に
絵を描く活動を始め、
地下鉄利用客の間で話題になったそう。

シンプルなラインにポップな色彩で描かれた強いメッセージ性のある作品は躍動感あふれています。

同世代のジャン=ミシェル・バスキアやポップアートの巨匠として知られるアンディ・ウォーホルとも親交が深かったようですね。

1990年に31歳の若さでエイズの合併症のため永眠。早すぎる逝去、もっと多くの作品を観たかったアーティストです。

小淵沢、森の中の美術館
中村キース・ヘリング美術館開館
15周年記念展 「混沌と希望」は
2022年5月14日(土)-2023年5月7日までです。

 

        

 

静かに過ごす夏の夜

詩の世界で
ロマンチックに
ちょっとセンチメンタルに
遠く物語に時を委ねましょうか。

MAISON GRAIN D'AILE
「星を集めて食器棚並べる」

 

 

黄金の昼下がり … 7月4日

1862年の今日、
イギリスの作家ルイス・キャロルこと
チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンは、
オックスフォード学長リデルの
三人の娘を連れて遠足へ。
テムズ川の上流、アイシス川を
ボートで上がり、そこで三人娘に
せがまれ即興で作ったお話が
『不思議の国のアリス』です。

今では誰もが知る
『不思議の国のアリス』
言葉遊びにナンセンスな言葉使い、
ヘンテコな世界が魅力的な物語ですね。

160年前の初夏の昼下がり、
暑くなりはじめたお日様の日差し
川の流れにゆったりと浮かぶボートで
水面に輝くキラキラとした光をすくいながら…そこで誕生した物語。
快晴の空の下、野原でお茶をして
ゆったりとした時間が流れていきます。目を瞑ると そんな情景が浮かび、自身も少女に戻ったかのような気持ちになります。

不思議の国のアリス
(著)ルイス・キャロル

(絵)ジョン・テニエル
(絵)アーサー・ラッカム
(絵)トーベ・ヤンソン
(訳)生野幸吉
(訳)高橋康也・高橋迪
(訳)高橋康也
(訳)村山由佳

 

 

 

豊田市美術館で開催されています
「交歓するモダン
機能と装飾のポリフォニー」へ。

1910〜1930年代のモダニズム
室内装飾から家具、建築
生活用品、テキスタイルに
ファッション。
それ以前のこってりとした
美しい装飾から機能主義への変化。
伝統的にとらわれない
表現を追求し
常に新しくあるための装飾
そのことに価値がおかれた
時代です。

個人的に一番好きな年代。
想像をたっぷりと孕み
直線曲線シンプルに見る
美しさを追求したデザインは
ため息しか出ないほど
美に陶酔します。

たっぷりと時間をかけて
鑑賞しましたが、もう一度
足を運びたいいい展覧会でした。

 

    

 

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