静かに過ごす夏の夜
詩の世界で
ロマンチックに
ちょっとセンチメンタルに
遠く物語に時を委ねましょうか。
MAISON GRAIN D'AILE
「星を集めて食器棚並べる」
黄金の昼下がり … 7月4日
1862年の今日、
イギリスの作家ルイス・キャロルこと
チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンは、
オックスフォード学長リデルの
三人の娘を連れて遠足へ。
テムズ川の上流、アイシス川を
ボートで上がり、そこで三人娘に
せがまれ即興で作ったお話が
『不思議の国のアリス』です。
今では誰もが知る
『不思議の国のアリス』
言葉遊びにナンセンスな言葉使い、
ヘンテコな世界が魅力的な物語ですね。
160年前の初夏の昼下がり、
暑くなりはじめたお日様の日差し
川の流れにゆったりと浮かぶボートで
水面に輝くキラキラとした光をすくいながら…そこで誕生した物語。
快晴の空の下、野原でお茶をして
ゆったりとした時間が流れていきます。目を瞑ると そんな情景が浮かび、自身も少女に戻ったかのような気持ちになります。
不思議の国のアリス
(著)ルイス・キャロル
(絵)ジョン・テニエル
(絵)アーサー・ラッカム
(絵)トーベ・ヤンソン
(訳)生野幸吉
(訳)高橋康也・高橋迪
(訳)高橋康也
(訳)村山由佳
十人十色と言うように
人の数だけ、それぞれの生き方が
あります。
1910年代、まだ男性社会の中
強く美しく仕事に生き
成功者とされた女性
ガブリエル・シャネル。
世間や周囲の声
批評に流されず
自分の思いに正直に
真っ直ぐに生きる人は格好いい。
「私はこうなりたいと思い
その道を選び、
そしてその想いを遂げた。」
(著)山口路子
「 ココ・シャネルの言葉
C H A N E L 」
本日、5月11日は
愛する芸術家
サルバドール・ダリの誕生日です。
シュルレアリスムの代表的な画家で
多くの絵画やデッサン、彫刻に
写真作品を残し、
大きな目に クルリンと巻き上がる髭、
奇人と言われる不思議な魅力と
独特な表現で彼自身が芸術作品と
言ってもいいでしょう。
今から118年前の1904に
スペインで誕生したダリ。
私のユーモラス大好きの原点は
貴方の作品からです。
『 野の花の本 ボタニカルアートとおとぎ話 』
『 野の花の本
ボタニカルアートとおとぎ話 』
解説監修 … 海野弘
美しい植物、花の世界を描いた
植物画。
これまで様々に描かれた植物画を
化学と芸術の両極を横軸に
幻想と現実の両極を縦軸として
直交座標で4分された領域によって
植物画を考え紹介しています。
表紙は幻想と芸術の領域に入る
クライドルフの庭の夢
優しく愛らしい花の妖精たちや
数々ボタニカルアート。
当書で紹介されていますどの作品も
素敵で美しく
そして可愛らしい
頬がゆるみうっとりと
穏やかな気持ちになりす。
甥っ子が好きだという
森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」読了。
大学生の私と彼女。
舞台となる京都で出会う可笑しな方々と
奇想天外な出来事が楽しすぎて
面白すぎてケラケラと笑い声まで
発してしまう。
ベストセラーでアニメ映画化、
舞台にまでされた作品なので読んでみたいと
思いながらも読まずじまいでした。
読まないなんて勿体無い。
いつも、読書のともは
コーヒーかハーブティーですが
偽電気ブランが無性に飲みたくなったのは
言うまでもありません。
甥っ子よ。ありがとう🎶
サマセット・モーム
月と六ペンスが
非常に面白かったので
短編集も読んでみました。
ジゴロとジゴレット
モーム傑作選
モーム短篇選 (上・下)
心理描写を主とした作品が多く
読後の感情の解放感
人間をこれほどまで興味深く
感じたものは今までにありません。
どの作品を読んでも
とにかく面白い
サマセット・モーム昨品です。
雲ひとつない青空に
キラキラと陽射し差し込む
木々が輝くお昼間に思う
梨木香歩(著)
「 西の魔女が死んだ 」
熟読し、一度 手放したけれど
また読みたくなり文庫を
購入したほど…。
今日のような昼下がりに
幾度もページめくりました。
ラベンダーの香り、鳥のさえずり
ゆったりとながれる西の魔女の住む
田舎で過ごす中での少女の心の成長。
小説も映画ともに好きです。
白猫亭 追憶の多い料理店」
宇野亜喜良
遠い過去の甘い思い出
美しく、艶やか
ロマンチックで
トロリと溶けそうな
甘美なひとときをとうぞ。
素敵なレシピとともに…。
神秘的でアンニュイ
大人な絵本をどうぞ ♡
〜Happy Valentine 〜
月と六ペンス
サマセット・モーム(著)
金原瑞人(訳)
家庭を放棄し、
手を差し伸べる人まで傷つけ
ひどい仕打ちを与える
身勝手な男ストリックランド。
しかし、全てを捨て無一文で
若い頃からの夢に向かい
その事だけに情熱を注ぎ全うする
強靭な精神力は何か惹きつける
不思議な力があります。
人間臭い登場人物等も
個性が強く それぞれがいい。
ストーリーだけでなく、
語り手「わたし」を通してみる情景、
表現、会話がとても魅力的であり
サマセット・モーム作品を
全て読みたいと思わせる
実におもしろく好きな作品です。