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子どもの心 子どもの意見 子どもの考えを

子どもの心 子どもの意見 子どもの考えを
尊重し素敵な子育てをしていらっしゃる
お友達の お話を 友人から聞きました。

少ししか伺ってないけれど とても興味深く
自分はそこまでしっかりと子どもと向き合っているのか?と
考えてみました。
じっくりじっくりと
その時 この優しく強く 心に響く感じは
何処かで感じた事があると思いました。

そう、フランスの作家アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの
『 星の王子さま 』を読んだときのような心が優しく熱くなったのを
思い出しました。
大好きな一冊で、幾度となく ページを捲った本ですが、
もう一度読み返してみました。
私の思う子育ては すべて此所にある
じんわりと 胸の奥が温かく そして熱く広がっていくのを感じました。

『 星の王子さま 』は サン=テグジュペリが
子ども達に向けて書いた物語ですが、むかし 子どもだった あなたにも 。

子どもが 2歳頃から小学校1、2年生くらいまで

子どもが 2歳頃から小学校1、2年生くらいまで
ほぼ毎日のように 夜眠る前に お話を聞かせたり
絵本を読んでいました。

寝室にある本棚は、小さな子ども目線に合わせて
高さを低くし 横に長い本棚です。
その本棚から ベッドに入る前に一冊、子どもが自分で選んで
持ってきます。

その日の気分でしょう 持ってくる本も その日その日でいろいろと
大好きな本も いくつかあり、この『 もぐらとずぼん 』も
お気に入りの一冊のようで 何十回(何百回かも)読み聞かせた お話です。

チェコの作家でアニメーションのシナリオ、美術、
監督を手がける一方、絵本作家としても活躍されるズデネック・ミレルの絵本
チェコの国民的キャラクターもぐらのクルテルのお話です。
日本では、「 もぐらくんシリーズ 」で 沢山の絵本やDVDが出ています。

『 もぐらとずぼん 』

ズデネック・ミレル:イラスト
エドアルド・ペチシカ:文
友達の持ってる大きなポケットの付いた素敵な青いズボン、
そんな素敵なズボンを作りたくて
色々な友達に頼り 手伝ってもらいながら 作っていきます。
素敵なズボンは出来上がるのでしょうか?
心が ホカホカ温かくなる お話です。

『 もぐらとずぼん 』

9月1日 、今日から2学期が始まり 防災の日でもある今日は

9月1日 、今日から2学期が始まり 防災の日でもある今日は
小学校では 防災訓練と引き取り訓練がありました。

午前中に図書館に行ったので
訓練の後、読むといいと思い
借りてきました本を紹介します。

『 つなみ てんでんこ はしれ、上へ! 』
指田 和 ・文  伊藤 秀雄・絵

2011年3月11日に日本を襲った地震と津波
東日本大震災のあの日に
釜石の子ども達が自ら考え、行動避難し
津波から命を守ったドキュメント絵本です。

作者 指田 和さんの「あとがき」より
『 日本にはこれからもさまざまな自然災害がおこる可能性がある。
もしものとき、また多くの人のいのちがうばわれないためにも、
いのちを守るためも心がまえや訓練=<生きる力を育てること>は
ぜったいに大事だ。  』

本当にその通りだと思います。
もしものとき、我が子は 強い心でいられるだろうか
落ち着いて判断できるだろうか。これは自分にもいえること。
そして何より、どんなことがあっても、諦めず生きること
心を強く持ち 生きること。
「つなみ てんでんこ」とは
それぞれが逃げて 自分が自分のいのちを守ることです。

気持ちを込めて聞かせたくて、先ずは私が読んで聞かせましたが
途中、声に詰まり 涙が溢れ出てくるのを押さえきれず
言葉になりませんでした。
息子には、もう一度 自分で心にしまうように読みなさいと
手渡しました。
きっと、釜石の子ども達の気持ちや 作者 指田 和さんの思いは
息子に届いたと思います。

震災に遭われた方々、そして日本中の 世界中の人々に幸ありますように。

はしれ、上へ! つなみてんでんこ

アンソニー・ブラウンの絵本『 森のなかへ 』

アンソニー・ブラウンの絵本『 森のなかへ 』

少年以外はモノトーンの表紙
本棚から目に飛び込んできた絵本です。

著者を見るとアンソニー・ブラウン
2度もケイト・グリーナウェイ賞を受け
2000年には国際アンデルセン賞・画家賞を受賞した
イギリスの絵本作家です。

この『 森のなかへ 』
朝おきたら、家のなかがシーンとしていた。
パパがいない… 何だか悲しくドキドキする内容で始まります。

主人公は小学生くらいの少年です。
病気のおばあちゃんのお見舞いを頼まれ
ママには通っては だめと言われている
森の中をつっきる近道を行くことにします。

そこから始まる ちょぴり変わった出来事
あれあれっ 私たちも 少年と一緒に不思議な世界へ…
おとぎの世界へ迷い込んだのかしら。

息子は何度も何度も読み返していました。
絵をよくよく見て下さいね
一度読むと、もう一度 森へ行きたくなりますよ。

アンソニー・ブラウン『 森のなかへ 』

動物が登場する 物語や絵本は

動物が登場する 物語や絵本は
小さなお子さんに読み聞かせるのにピッタリです。

なかでも、犬や猫など 身近な動物ですと
聞いている子も感情が入りやすく想像も膨らみます。

今回紹介する絵本は、ワンちゃんが登場する絵本3冊
息子だけでなく 私も好きで 思い出すと
ペラペラとページを捲る お気に入りの3冊です。

どれも、家族同様 大切な飼い犬のお話で
読み終えたあとは、胸の奥がじんわりと温かく
優しい気持ちになります。
物語の後も 愛らしい犬たちの
尻尾をピンピン揺らす姿が目に浮かびます。

どのイラストも個性豊かで素敵です。

どろんこハリー

チャッピィの家

ろくべえまってろよ

暖かく 草木たちが 次から次へ私を見て!と ばかりに 

暖かく 草木たちが 次から次へ私を見て!と ばかりに
可愛らしい花を咲かせる頃
読みたくなるのが ジョーン・G・ロビンソンの
『 庭にたねをまこう!』です

ジョーン・ゲイル・ロビンソンと言えば
ジブリで映画化もされました『 思い出のマーニー 』の作者
イギリスの児童文学作家です。
この『 思い出のマーニー 』は 素晴らしく、この地に 一度行ってみたい
そこで またこの本を読んでみたいと思わせるほど心に残る お話で
子ども達には是非 読んでもらいたいと思う とても好きな 作品ですが
今回紹介したいのは『 庭にたねをまこう!』です。

厳しく寒い冬が終わり、明るい陽射しが嬉しくなるころ
庭の土を耕し、種をまきます。
そして、暖かい季節がやって来ると どんな素敵なことが起こるのでしょう。

レトロな三色刷りの挿絵も可愛らしく ワクワクし胸がときめきます。
小さなお子様には、おやすみ前の読み聞かせで いい夢が見られそうです。

右のブルーの表紙は『 思い出のマーニー 』です。

庭にたねをまこう!
思い出のマーニー

小林賢太郎さんの 舞台やパーフォマンスは

小林賢太郎さんの 舞台やパーフォマンスは
ツボをぐいぐい突いてくる面白さがあり大好きです。
惹き付け魅了し感動させる その豊かな才能は
どこから沸いて出てくるのだろうか。

その大好きな小林賢太郎さんの『 うるうのもり 』
先月、舞台が終了した『 うるう 』の絵本が出版されました。
もちろん 絵も文も 小林賢太郎氏です。

広く大きな薄暗い森の入り口に現に立っているような
そんなドキドキの始まりから、ふふっと笑ってしまったり
ホッと胸が温かく感じたり、大きな大きな切なさに包まれ
息子に 読み聞かせていましたが、途中で
心がギュッと苦しく 優しい涙が溢れてきました。

絵も文も作品全てが 美しく優しく温かです
是非、読んでみて下さい。

うるうのもり

ミヒャエル・ゾーヴァを知ったのは 十四〜五年前に観に行った

ミヒャエル・ゾーヴァを知ったのは 十四〜五年前に観に行った
映画『 アメリ 』の劇中でアメリの部屋に飾られていた絵画

引き込まれるような魅力的で独特な絵に魅かれました
その絵の作者がドイツの画家ミヒャエル・ゾーヴァでした。

画集や挿絵で出版されている本は知っていましたが
絵本を描かれていることは知らず 見つけて嬉しくなりました。

子どもは 絵の美しさに『 これ絵本? 』と聞いたほど
内容は とても意外でしたが、ユーモアたっぷりで
ケラケラと笑い読んでいました
そして、気に入ったようで 主人や私にも読んでくれました
とても 面白かったですよ

舞台となるプクプクハイムは その昔「クサイハイム」と呼ばれており…

『 ひみつのプクプクハイム村 』

魔法のぐっすり絵本を ご存知でしょうか

魔法のぐっすり絵本を ご存知でしょうか

我が家は 家族皆 本が大好きです

息子が幼稚園の頃は、ほぼ毎日寝る前に読み聞かせしていましたが
いくつになっても読み聞かせは 良いと聞くので
今 小学生ですが、今でも たまに 寝る前に本を読み聞かせます。

そして、この『おやすみ、ロジャー』
本当に魔法のぐっすり絵本なのです。
ベッドに入り読み始めるのですが、最後まで読み終わるまで
起きていた事はありません。
息子曰く、この本ヤバいよ!

そう、本書の手引きにも書いてあります。
『 車を運転してる人のそばで絶対に音読しないこと 』

絵本 * おやすみ、ロジャー

小学生の頃、子ども達で読みなさいと

小学生の頃、子ども達で読みなさいと
祖父が本を買ってくれました。
赤い とんがり帽子が可愛いノームの本です。

妖精って本当に居るの?という不思議な気持ちから始まり、
本当に居る!そう思わせる細かな描写に
1ページ1ページ捲る楽しさと興奮。

どのページもワクワクする内容ですが
特に 木の根元に作る ノームの家がお気に入り
何度も何度も読み 見返したものです。

ノームが居るのは森だけではありません
家の中にも住み着くノームもいるのです。
私は未だ 出会った事はありませんが
山や森に入ると 樹木に ノームの登り跡がないか
探してしまします。
出会ってみたいと思いませんか?

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