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四月に入り庭の木々の芽は 大きく膨らみ、あちらこちらで花が 咲き始めました。

お昼間は随分と暖かく感じられて
いましたが、
出掛け先の信州の山は
冬枯れの木々が静かに立ち
春はもう少し先のようです。
翌朝目を覚ますと外は雪景色でした。
薄らと積もった雪は一時間ほどで溶けてしまいましたが、
春を待つこの頃の幻想的な景色は、
いつ見てもどきどきするほど美しいです。

      

 

 

 

早いもので、もう11月です。 この連休は山へ。

1日は新月でしたので
晴れた日の夜空も楽しみに
出掛けました。

期待通り 3日は晴れ、
息が白くなる冷たい空気
澄んだ夜空
久しぶりに見る
零れ落ちそうな星に心が震え
美しすぎる自然に圧倒されました。

            

豊田市美術館で開催されています 展覧会 「フランク・ロイド・ライト   世界を結ぶ建築」へ

アメリカ近代建築の巨匠
フランク・ロイド・ライト(1867-1959)
ル・コルビュジエ、
ミース・ファン・デル・ローエと共に
「近代建築の三大巨匠」と
呼ばれており、アメリカを中心に
数多くの建築作品を世に残しています。
中には世界遺産として登録されているものもあり、アメリカ以外で、
唯一 ここ日本にライトが築き上げた
建築が残されています。

「帝国ホテル」や
「自由学園明日館」
「ヨドコウ迎賓館
(旧山邑家住宅)
旧林愛作邸を手がけ
その個性豊かな幾何学模様の
デザインや
大草原に建つ家を意味する
「プレーリースタイル」
低い屋根、水平性を強調した
このスタイルは
後の建築家に大きな影響を与えた
そうです。

帝国ホテル二代目本館は
現在、愛知県犬山市の
博物館明治村に
一 部移築保存されており
訪れる度 その格好良さにうっとりした
ものです。

偉大なる巨匠
「フランク・ロイド・ライト
世界を結ぶ建築」展は
2023年12月24日までの開催です。

 

    

 

蓼科の無藝荘へ

日本映画を代表する監督、
脚本家の小津安二郎。

無藝荘(むげいそう) は、
小津安二郎が晩年仕事場や
東京から訪れる映画関係者などの
接待の場として利用した別荘で
かや葺き屋根の建物です。

昭和28年に東京物語を撮り終え
翌年、初めて蓼科高原を訪れ
この地を大変気に入り
30年頃から没するまでの
七作品全てのシナリオが
この蓼科で書かれたそうです。

屋内では小津作品が上映され
囲炉裏には火が焚かれていて
炭で黒くなった天井や
色がついた障子
しみじみとした味わい風情があり、
時の濃さを感じました。

帰ってから観ました
「秋刀魚の味」(1962年)

自分の知らない頃の昭和
歳を重ねてから観る小津作品は
優しさ愛しさや寂しさなど
何とも言えない感情が
心の底へ静かに深く染み入り、
鑑賞後は 嗚呼 いいなぁ と、
20代の頃には感じられなかった
温かくやわらかな思いが込み上げました。

物語も俳優の方々も
一つ一つの絵も素晴らしく
本当にいい映画だったと
感じました。

岩下志麻さんがとても綺麗で
可愛らしいかったです。

 

     

 

キース・ヘリング(1958-1990)を 紹介する世界で唯一の美術館

中村キース・ヘリング美術館開館

15周年記念展 「混沌と希望」へ
キース・ヘリング(Keith Haring)は
1958年生まれの
ストリートアートの先駆者とも
呼べるアメリカの画家です。

1980年からニューヨークの
地下鉄構内の掲示板に
絵を描く活動を始め、
地下鉄利用客の間で話題になったそう。

シンプルなラインにポップな色彩で描かれた強いメッセージ性のある作品は躍動感あふれています。

同世代のジャン=ミシェル・バスキアやポップアートの巨匠として知られるアンディ・ウォーホルとも親交が深かったようですね。

1990年に31歳の若さでエイズの合併症のため永眠。早すぎる逝去、もっと多くの作品を観たかったアーティストです。

小淵沢、森の中の美術館
中村キース・ヘリング美術館開館
15周年記念展 「混沌と希望」は
2022年5月14日(土)-2023年5月7日までです。

 

        

 

黄金の昼下がり … 7月4日

1862年の今日、
イギリスの作家ルイス・キャロルこと
チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンは、
オックスフォード学長リデルの
三人の娘を連れて遠足へ。
テムズ川の上流、アイシス川を
ボートで上がり、そこで三人娘に
せがまれ即興で作ったお話が
『不思議の国のアリス』です。

今では誰もが知る
『不思議の国のアリス』
言葉遊びにナンセンスな言葉使い、
ヘンテコな世界が魅力的な物語ですね。

160年前の初夏の昼下がり、
暑くなりはじめたお日様の日差し
川の流れにゆったりと浮かぶボートで
水面に輝くキラキラとした光をすくいながら…そこで誕生した物語。
快晴の空の下、野原でお茶をして
ゆったりとした時間が流れていきます。目を瞑ると そんな情景が浮かび、自身も少女に戻ったかのような気持ちになります。

不思議の国のアリス
(著)ルイス・キャロル

(絵)ジョン・テニエル
(絵)アーサー・ラッカム
(絵)トーベ・ヤンソン
(訳)生野幸吉
(訳)高橋康也・高橋迪
(訳)高橋康也
(訳)村山由佳

 

 

 

今朝は朝食のために車を走らせ

季節の変わり目で
体調崩して外出を控えていたので
久しぶりのお出掛けは嬉しい♪

アルティストビラージュ内
カフェ・ド・ドルチェの
モーニングです。
眺めのいい席で木々を見ながらの
お食事はいいですね。

森のプレミアムモーニングセット
SET MENU
可愛いサイズのサンドイッチ2種
スモークサーモンのサンド / グリルチキンのサンド
季節のキッシュ
ラタトゥイユ
森の楽園サラダ(手作りドレッシング)
キャロットラペ
ミニスープ
季節のガラスデザート

とても可愛いプレートで
勿論、とても美味しかったです。

可愛い お家はバームクーヘン工房、
ナチュール・ド・ドルチェ
無添加バームクーヘンです。

      

年に数回、緑恋しく

深く深く深呼吸したくて
行く場所。
(今年昨年はあまり行けてないけどね)

白からピンクに変化する
ミナヅキが可愛らしく
咲いていました。

 

  

水換えの時にポロリと取れた

ポトスの小さな葉っぱ。

根っこが伸びていたので
水に浸けたら
もっと小さな葉が出てきました。
頑張れと応援したくなるほど
とてもとても可愛らしい新芽です。

今年 最後の紫陽花。
鮮やかなグリーンは
また来年までのお楽しみ♪

町の喧騒から抜け
友人達がミステリーで連れて行ってくれた
カフェが素敵でした。
緑溢れる山の上のカフェ、
ツリーハウスのような離れでは
爽やかな風が心地良い
素敵なひと時を過ごせました。
   

今年2回目のくっつき虫。

種をたくさん身に付けたボクです。
植物の子孫繁栄に すごく貢献してるボクです。

カットしたてで短髪なので、
帰る頃には取れたけれど

皆さん、秋冬の野原や山の
お散歩にはご注意を♪

 

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