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四月に入り庭の木々の芽は 大きく膨らみ、あちらこちらで花が 咲き始めました。

お昼間は随分と暖かく感じられて
いましたが、
出掛け先の信州の山は
冬枯れの木々が静かに立ち
春はもう少し先のようです。
翌朝目を覚ますと外は雪景色でした。
薄らと積もった雪は一時間ほどで溶けてしまいましたが、
春を待つこの頃の幻想的な景色は、
いつ見てもどきどきするほど美しいです。

      

 

 

 

昨日、出掛けた その足で寄った お花屋さんは華やかな春のお花でいっぱいでした。

いつも以上にときめく店内、
淡く明るい色合い
豊かな香りのお花たち、
なかでも芳醇な香りを放ち、
惹きつけられたミツマタは
フェルトのような黄色の小花が
可愛らしく、赤茶の枝色も素敵で
シンプルなベースに生けたら
玄関に春が来ました。
春っていいなぁ。

   

お友達から頂いた美味しい カステラからスタートしました 嬉し美味し楽しいとハッピー♪な 2025年1月。

卵と蜂蜜たっぷりのしっとりとした
カステラ、熱田神宮名物のきよめ餅、
この時期だけのガレットデロア、
鏡開きで作った おぜんざい。
そして今年も早く食べたかった好きな
和菓子屋さん不朽園のいちご大福。
美味しいは幸せです。

 

子供が保育園から幼稚園、 小学校低学年頃まで ほぼ毎日、眠る前ベッドで読み聞かせをしていました。

小学生の この季節この時期に
読んでいたのが
ベルギーの詩人、劇作家の
モーリス・メーテルリンクの『青い鳥』

クリスマスイブの晩に
青い鳥探しの旅に出る
ティルティルとミティル兄妹のお話です。

『青い鳥』童話劇の戯曲ですので
訳:江國香織、絵:宇野亜喜良の
新訳で読み聞かせ。
江國香織さんのゆったりとした訳に
独特な世界観の宇野亜喜良さんの絵が
とても魅力的です。

辛いことや悲しいこと、
怖く恐ろしいことや
理不尽なこともある この世界ですが
それ以上に愛と幸せが溢れていることに
私たち人が生まれてくる意味に
気付くことができるのです。

小さな方だけでなく大人も
いろいろな見方
いろいろな感じ方 捉え方のできる
『青い鳥』
クリスマスプレゼントにいかがでしょうか。

皆さまに、溢れるほどの愛と幸せを
良いクリスマスをお過ごしください

早いもので、もう11月です。 この連休は山へ。

1日は新月でしたので
晴れた日の夜空も楽しみに
出掛けました。

期待通り 3日は晴れ、
息が白くなる冷たい空気
澄んだ夜空
久しぶりに見る
零れ落ちそうな星に心が震え
美しすぎる自然に圧倒されました。

            

名古屋市美術館で開催中 MINGEI民藝 - 美は暮らしの中にある

民藝とは「民衆的工藝」の略語で
名も無き職人の手から生み出された
美術品に負けない美しさがある日常の
生活道具のこと。
1926(大正15)年に柳宗悦・
河井寛次郎・浜田庄司らによって
提唱された生活文化運動が民藝運動です。

柳宗悦が提唱しました民藝について
衣食住をテーマに紹介され
民藝品によるテーブルコーディネートが
演出されたモデルルーム展示や、
日本各地、海外諸国の陶磁器、織物、
染物、木漆工、絵画、金工、石工、
竹工、紙工、革工、硝子、彫刻品
一つ一つ丁寧に作られた作品(民藝品)はどれも美しく個性的で
魅力溢れる展示会でした。
日々 生活で使うモノたち
数は多く持たなくても、
上質な良い品物を大切に使えたら
いいなと感じています。

名古屋市美術館
〜2024年12月22日[日]
福岡市博物館
2025年2月8日[土]〜4月6日[日]

忙しなく時が過ぎ

忙しなく時が過ぎて
気づけばジリジリと
焼けるような暑い夏から
夕方には優しい風が通る頃に
なってきました。

慌ただしく過ぎてゆく毎日でも
家族や友人との食事や
お出かけなどの大切な時間や
部屋に花を飾ったり、
庭仕事は 暫くお休みでしたが
観葉植物のお手入れしたり

7月8月と毎週 通った信州で
美味しいお野菜や食べ物を
楽しんだり
自分なりの丁寧な日々を
心掛けていました。

嬉しい出会いもあり
素敵なご縁に心温まる
忙しい中でも心穏かに過ごせた
夏の日々、
これから来る秋に向け、
風や光、花木など季節の移ろいを
ようやく落ち着いた この頃に
ゆったりと感じています。

        

ご近所さんのお庭で実った ブラックベリーを たくさんいただきました。

ソースポットに盛りっと
大盛り一杯、その大盛りが
一日に採れる量で、
毎日この量が色づき収穫できるのだとか。素敵過ぎます。

いただいた全て煮詰めて漉して
ジャムにしました。
少しデザート用の
杏仁豆腐のソースと
スパイスを加えて夕食の
豚肉のソースにしました。
甘酸っぱいジャムやソースは
甘いデザートにも
コクのある豚肉のソテーにも
ピッタリでした。

飾れるようにと、まだ熟していない
ひと枝もいただきルン♪です。

      

息子が まだ幼稚園児4歳の 梅雨時期のこと。

朝食中に「今日の空は雨雲だね。
雨っていいんだよ。
園長先生が言ってたよ。
雨が降るとお米や、
年長さんのお野菜が
大きくなるって。
だから雨はいいんだよ」と
言うのです。
そうです雨は空からの
贈り物です。

日本は梅雨があり、雨が多い。
だからなのか雨にまつわる
素敵な言葉やお話しが
たくさんあります。

佐々木まなび「雨を、読む。」
内容も装丁も美しい。
この時期の長い雨を楽しんで
下さいね。

「コスチュームジュエリー 美の変革者たち シャネル、ディオール、 スキャパレッリ」

コスチュームジュエリーとは
宝石や貴金属を使わずに作られたジュエリーのこと。

20世紀初頭コルセットを取り除き自由なファッションスタイルを
提案したポール・ポワレ
(フランスのファッション・デザイナー)が先駆けとなり
シャネルやディオール、
スキャパレッリなどが
オートクチュールのコレクションに取り入れた
フェイクパール、ガラスや樹脂、メッキ加工を施した合金、貝など
素材を問わず
自由な発想でデザイン性に富んだ美しく個性的なジュエリーの数々。

繊細で可愛らしく見ているだけて喜び感じるものから
ゴージャスで迫力満点存在感の
あるものまで、
華やかで心奪わられる作品
約450点の展示です。

愛知県美術館2024年6月30日(sun)まで

  

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