一年以上掛けて漸く愛知県に やってきました。
ヒグチユウコ展 CIRCUS
可愛らしく美しい
その中に毒気を感じ
たまらなくゾクゾクする
魅力溢れる作品。
作品集やポストカードでは
味わえない原画ならではの
心に迫る圧倒的な美
この場で、ずっと作品に
囲まれていたいと思う
ヒグチユウコ展
愛知県 刈谷美術館で
7月11日(土)まで開催です。
(コロナの影響で開催期間が
ポスターと異なります。) 2020年12月24日〜2021年2月7日
福岡美術館で開催予定です。
6月21日 今日は夏至。
6月21日 今日は夏至。
お日様が空のいちばん高い所に
のぼる日です。
この夏至の日に小さな野原に住む
小人がホテルを開きました。
おひささまホテルです。
素敵なホテルに
森や野原に住む動物や
虫たちは大喜び。
皆がホテルへやってきて
ワイワイ楽しく過ごします。
けれど、良いことばかりでは
ありません。
何が起こるのでしょうか。
おひささまホテル
エーリッヒ・ハイネマン(文)
フリッツ・バウムガルテン(絵)
石川素子(訳)
太陽がキラキラ輝く
梅雨の中休み。
野原のどこか、動物や虫たちの
楽しそうな声が聞こえてきたら、
可愛らしい小人のホテルが
あるのかもしれませんね。
カフェ・ルーズ
もし、家の近くに このカフェが
あったなら なんて素敵なんでしょう。
きっと足繁く通い、日々の暮らしの楽しみにたくさんの色を付けてくれるでしょう。
家族や友人、一人でふらりと寄って、
ランチや夜の食事をしながら
想いを馳せる。
今の この時に、家のそばにあってほしい
この場所で旅ができる店。 「ときどき旅に出るカフェ」
(著)近藤史恵さんの最後までワクワクさせてくれる心満ちる一冊です。
ジョーン・G・ロビンソン
児童文学作品「思い出のマーニー」
松野正子(訳)
ジブリ映画で ご存知の方も
いらっしゃるかと思います。
映画作品も素敵で好きですが
小説の中の心で観る
自分だけの「思い出のマーニー」
落ち着いた静かな世界、
丘から続く草原、大きな風車小屋、
湿っ地、海。
そこから広がる世界が大好きです。
今日のように窓から入る優しい風を感じると思い出す作品です。
幼少期のふわっと温かな気持ちや
切なさを感じ、美しく素晴らしい
物語や文章に浸るのもいいでしょう。
中嶋香織さんの装丁も素敵です。
「 喜びの泉 」
ターシャ・テューダーと言葉の花束
大きな不安を抱えるなかにも
希望はあります。
こんな時でも前向きな気持ちや
考えで光が見えてくるはず、
ターシャが選ぶ作家の言葉や詩に
ターシャ・テューダーの描く
美しく愛らしい絵が
心を温かく そして優しく包んで
くれます。
『 グレイ・ラビットのおはなし 』
お出掛けの出来ない日が続き、
野ウサギのように 青空の下
跳ね回りたいと
今、皆が思う事でしょう。
グレイ・ラビットや
他の動物たちと一緒に
絵本の中の森で
静かに深呼吸してみましょう。
絵本 『 グレイ・ラビットのおはなし 』
イギリス作家アンソン・アトリーの
楽しい お話と、
イギリス画家マーガレット・テンペストの
優しく美しい絵に
楽しく 少しハラハラしたり
微笑み ゆったりとした
気持ちになれるでしょう。
訳…石井桃子 中川季枝子
今日はだれかの誕生日
大切な人の誕生日は、
とっておきのお祝いをしたいですね。
しかも、だれかには内緒にして。
すてきなたんじょうび
マンディ・サトクリフの絵本は
イラストお話ともに
とてもとても愛らしい。
子どもが成長し、
読まなくなっても
可愛いくて手放せない絵本です。
マンディ・サトクリフ作
ひがし かずこ訳
内田也哉子さんの優しくあたたかな文に、
渡辺良重さんの美しく柔らかな絵。
絵本『 BROOCH 』(ブローチ)
ページを捲る度、心が熱くキュンとなる。
読み終えたら目を瞑り、そっと胸を押さえ
温かさを感じたくなる絵本です。
言葉の一つ一つ、愛らしいイラストに
装丁全てが美しい素敵な一冊。
今いる自分が大好きだと、
そんな私と繋がる愛する人達に感謝を。
いつも ありがとう。
Happy Valentine ♪. .
1943年に出版されて77年
世界中で愛されている
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの
『 星の王子さま 』
自身も愛してやまない物語の一つです。
内藤 濯(ないとう あろう)訳 (岩波書店)は
私の子どもの頃からの星の王子さま。
ポップアップ絵本は子どもが幼稚園の頃に
一緒に読みたくて購入した池澤夏樹 訳
(岩崎書店)のもの。
悩み苦しいとき、寂しく人恋しい時、嬉しく喜び満ちているとき、
幾度とページを捲りました。
今でも、ふと読みたくなり手に取ります。
どんな時でも温かな愛のブランケットに包まれたように、
読後 愛おしくて本をギュッと抱きしめたくなります。
長田弘さんの詩は 静かに心に映る
長田弘さんの詩は 静かに心に映る。
日々の一瞬を美しく響かせてくれます。
どの詩も好きですが 中でも
「世界はうつくしいと」(みすず書房)は
山の湧き水が小川となって流れるように、
清らかな透きとおる何かが
体の中を流れていくように感じます。
寒く長い冬の夜
詩を読み 穏やかな時間を過ごすのも
いいものですね。