・ 椅子と家具

20世紀以降の家具デザインは、19世紀のものとは大きく違います。
19世紀までのデザインは、室内インテリア全体の付加的な装飾による美しさを求めたのに対して、20世紀に入ってからのデザインは、機械生産・量産体制を背景とした機能性の追求から生まれるという考え方をもとに、シンプルで軽快、開放的なモダン・デザインが生まれました。

現代までに様々な家具デザインが生み出されましたが、合理主義に基づくアメリカのデザイン、自然な材質を生かし暖かみを感じさせる北欧のデザイン、未来的なイタリアのデザインが出現し、そのデザインが日本の「和」デザインにも多くの影響を与えています。

家具の様々な機能は、快適な生活を送る上で欠かせません。機能の高度化と、感性を刺激する意匠とが結びついた様々なデザインの家具がたくさん生まれています。特に芸術や人間工学の対象ともされる椅子については、数多くのデザイナーが制作しています。

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アルヴァ・アアルト
Alvar Aalto(1898年-1976年)

1898年、フィンランドのクオルタネ生まれ。
1916年から1921年まで、ヘルシンキ工科大学において建築を学びます。
1923年、建築設計事務所を開設。
1928年、北欧においてモダニズム建築が台頭するきっかけになった作品、パイミオのサナトリウムを発表。
第二次世界大戦後は、マサチューセッツ工科大学客員教授を務め、フィンランドのロヴァニエミ復興都市計画に携わりました。
フィンランドが生んだ20世紀を代表する世界的な建築家で。その活動は建築から家具、ガラス食器などの日用品のデザインまでと多岐に渡ります。

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チャールズ・イームズ(チャールズ&レイ・イームズ)
Charles Eames(1907年-1978年)

1907年、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイスに生まれます。
1925年からセント・ルイスのワシントン大学建築学科で学びます。
1930年、後にパートナーであり親友となるエーロ・サーリネンとその父、エリエル・サーリネンと
知合います。
1940年、エーロ・サーリネンとともにニューヨーク近代美術館開催の「オーガニック家具デザイン」コンペに応募。成型合板を使った椅子や棚などが6部門中2部門で優賞しました。
1941年、前妻と離婚し、1943年にチャールズ&レイ・イームズ事務所を設立するパートナー、レイと結婚。その後の生涯にわたる活動拠点となるロサンゼルスへ移ります。
その後も積層合板を使った、大量生産に向けた椅子をはじめとする家具など、多くの製品を開発しています。
イームズ邸、プライウッド・チェア、ラウンジチェア&オットマンなど、積層合板やプラスチック、金属といった素材を用いた代表作品を制作し、20世紀を代表するプロダクツデザイナーです。

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ル・コルビュジエ
Le Corbusier(1887年-1965年)

1887年、スイスのラ・ショー=ド=フォンに生まれます。
1908年、パリにて鉄筋コンクリート建築の先駆者であるオーギュスト・ペレの事務所で働き、1910年にはドイツ工作連盟の中心人物であったペーター・ベーレンスの事務所で働きます。
1911年、ベルリンから東欧、トルコ、ギリシャ、イタリアを巡る東方の旅へ。
1914年、鉄筋コンクリートによる住宅建設方法である「ドミノシステム」を発表します。
1928年に始まった、建築家たちが集まり都市・建築の将来について討論を重ねた国際会議、CIAM(近代建築国際会議)に参加、世界的に新しい建築の理念が確立されます。
1965年、死去。
近代建築の四大巨匠(ル・コルビュジエ、ヴァルター・グロピウス、ミース・ファン・デル・ローエと共に)のひとりとされています。
スラブ、柱、階段のみが建築の主要要素だとするドミノシステムを考案し、鉄筋コンクリートを使用し、装飾のない平滑な壁面処理、伝統から切り離された合理性を持ち合わせたモダニズム建築の先駆者として、また都市計画の分野でも活躍しました。
サヴォア邸、マルセイユのユニテ・ダビタシオン、チャンディーガル都市計画、ロンシャンの礼拝堂、東京国立西洋美術館(基本設計)、ラ・トゥーレット修道院など多数の代表作があります。

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ミース・ファン・デル・ローエ
Ludwig Mies van der Rohe(1886年-1969年)

1886年ドイツのアーヘン生まれ。1930年からバウハウスの代三代校長を勤めたモダニズムを代表するドイツの建築家です。
近代建築の四大巨匠(ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライト、ヴァルター・グロピウスと共に)のひとりとされています。
1927年、ドイツ工作連盟主催のシュトゥットガルト住宅展に参加、ル・コルビュジエやヴァルター・グロピウスらとともに実験的な集合住宅を建設。
1929年にバルセロナ万国博覧会ドイツ館、鉄とガラスで構成され、大理石の壁を配し、モダニズムの空間を実現したバルセロナ・パヴィリオンを設計。
1933年のナチスによるバウハウス閉鎖後アメリカに亡命。戦後は高層ビル、美術館、別荘などの設計に携わっています。

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アルネ・ヤコブセン
Arne Jacobsen(1902年-1971年)

1902年、デンマーク、コペンハーゲンで生まれる。
1927年デンマーク王立芸術学校卒。1930年までの3年間ポール・ホルソーの建築事務所で働き、20世紀モダニズムを代表する建築家、ル・コルビジェ、ルードヴィッヒ・ミース・ファン・デル・ローエらの影響を受けます。
1950年代には、20世紀の後半50年を通じて世界で最も売れたデザイン名作家具の一つ、使い手を第一に考えたアント(蟻)、エッグ(卵)、スワン(白鳥)の椅子を発表します。
1956年に竣工したデンマーク国内初の高層ビルであるラディソンSASロイヤルホテルでは、建物の設計からインテリアデザイン、照明やドアノブ、食器類などの細部までを一貫して手掛けています。

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ヘリット・トーマス・リートフェルト
Gerrit Thomas Rietveld(1888年-1964年)

1888年オランダのユトレヒトに生まれる。
1911年に自分の家具工場をはじめます。1918年、モンドリアンらとともに芸術運動デ・ステイルに参加。
椅子の名作「レッド&ブルー」や「ジグザグチェア」、世界文化遺産に登録された「シュローダー邸」
で知られています。

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エーロ・サーリネン
Eero Saarinen(1910年-1961年)

1910年、建築家エリエル・サーリネンの息子としてヘルシンキに生まれます。
1923年アメリカに移住、ミシガン州のクランブルック美術大学で教える父エリエルの講座に学び、その後イェール大学で建築学の学位を取得し卒業。
1948年、ジェファーソン・ナショナル・エクスパンション・メモリアルの主要部となる記念碑のデザインコンペで優勝、一躍注目を浴びる。
チューリップチェアに代表される、その曲線を用いた未来的なデザインや、ジョン・F・ケネディ国際空港のTWAターミナルビル、ダレス国際空港ターミナルなどの有名な作品があります。

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フランク・ロイド・ライト
Frank Lloyd Wright(1867年6月8日-1959年4月9日)

1867年、アメリカ、ウィスコンシン州に生まれます。
近代建築の四大巨匠(ル・コルビュジエ、ヴァルター・グロピウス、ミース・ファン・デル・ローエと共に)のひとりとされています。
1893年に、建築家としてシカゴで独立します。
「デザインとは、自然の要素を純粋に幾何学的な表現手段によって抽象することである」という言葉からもわかるように、一貫して自然と建築の共存を提唱し、有機的建築を数多く残しました。
1913年、帝国ホテル新館設計のために訪日。以後もたびたび訪日し設計に参加します。
ニューヨークのグッゲンハイム美術館や、ペンシルバニア州のカウフマン邸などが有名ですが、生涯に800以上の設計をし、半分以上を形にしたライトは建物や住居だけでなく、家具やテキスタイル、照明、景観までをデザインしました。
全体として統一した創造姿勢はデザインの領域を押し広げ、20世紀の建築と装飾芸術の発展に深遠な影響を与えました。

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マルセル・ブロイヤー
Marcel Lajos Breuer(1902年-1981年)

1905年ハンガリーで生まれます。
モジュール構造と単一形態の重要性を提示したモダニズムの建築家です。
1920年代、バウハウスで学び、後に教官となります。
1925年、バウハウスを代表する作品、世界初のスチールパイプを使用したイス、ワシリーチェアを制作。
1930年代、ナチスの台頭によりロンドンへ、その後アメリカへ移住。
戦後、ニューヨーク近代美術館デモンストレーション・ハウス、パリのユネスコ本部などを設計。
芸術とテクノロジーの融合した工業製品、家具同様に工業部材を用いた、明快な理論を持つモダニズム建築から、晩年の曲線美や彫刻的な表現を特徴とするブルータリズムの先駆としてデザイン・建築分野に数々の名作を残しました。

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ハンス・ヨルゲンセン・ウェグナー
Hans Jørgensen Wegner(1914年-2007年)

1914年、南ユトランド生まれ。
23歳の時コペンハーゲン美術工芸学校に入学。家具設計を専攻。
1940年から1943年にかけて、アルネ・ヤコブセンの事務所に勤務、その後独立。
中国の明の時代に作られた椅子を改良して生みだした代表作、「チャイニーズ・チェア」を1943年にデザインします。
その後、世界で最も売れたイスのひとつ「Yチェア」など、様々なチェアをデザインしています。

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チャールズ・レニー・マッキントッシュ
Charles Rennie Mackintosh(1868年-1928年)

1868年、スコットランド、グラスゴー生まれ。
16歳のときに、ジョン・ハッチソンという建築家の元に見習いに出て、1889年までそこで過ごした後、ハニーマン&ケッピー設計事務所で製図係りとして働く傍ら、グラスゴー美術学校の夜間部でデザインとアートを学ぶ。
27歳の若さで、母校でもあるグラスゴー美術学校の新校舎の設計コンペに優勝。
グラスゴーのティー・ルーム(Willow Tea Room)のインテリアデザイン、ヒルハウスの設計などを残しました。
アーツ・アンド・クラフツ運動の推進者であり、スコットランドにおけるアール・ヌーヴォーの提唱者です。

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アイリーン・グレイ
Eileen Gray(1878年-1976年)

1878年アイルランド生まれ。
日本の工芸家から学んだ漆の枝術を活かして、アール・デコの作風の工芸品、家具、インテリアアクセサリーを制作・発表しています。
1937年パリ博覧会でル・コルビュジェ等の励ましと影響を受け建築の世界に傾倒し。
1972年に英国王立芸術家協会より王立産業デザイナーに任命、RDIの称号を授与、またアイルランド王立建築協会からも賞を受けています。

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イサム・ノグチ
Isamu Noguchi(1904年-1988年)

1904年ロサンゼルス生まれ。
コロンビア大学に入学し、医師を志すかたわらレオナルド・ダ・ビンチ美術学校で彫刻を学びます。
その後、パリへ渡り留学生活を送る。その後、北京、日本と渡る。
1947年にハーマンミラーのデザインディレクターであったジョージ・ネルソンに請われ「ノグチ・コーヒーテーブル」を発表します。
世界を代表する偉大な日系アメリカ人彫刻家です。

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ジオ・ポンティ
Gio Ponti(1891年-1979年)

1891年ミラノ生まれ。
ミラノ工科大学卒業後、1923年から1930年まで陶磁器メーカーのリチャード・ジノリ社に勤務しています。
1928年に、著名なイタリアの建築デザイン雑誌「Domus」を創刊。1936年から1961年までミラノ工科大学で教鞭を執っています。
代表作は、家具では超軽量な椅子スーパーレッジェーラ、建築ではミラノのピレリ・ビルなど。
戦後のイタリアデザイン界を代表する、「イタリア建築デザイン界の父」と称される偉大なデザイナーです。

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テレンス・コンラン
Terence Conran(1931年-)

1931年イギリス、サリーのイーシャー生まれ。
ロンドンのデザインの名門セントラル・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインでテキスタイルを学びます。
1952年にフリーのデザイナーとなり、1956年にはコンラン・デザイン・グループを設立して「Summa」 ブランドの家具の製作を開始。
1990年代に日本やアメリカに「ザ・コンランショップ」やレストランを次々にオープンさせています。現在では世界四都市に30店以上のレストランやカフェを展開する、世界中に数多くのファンをもつ家具デザイナーとして活躍しています。

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トーマス・チッペンデール
Thomas Chippendale(1718年-1779年)

イングランド北西部ヨーク地方出身。
イギリスの家具デザイナーで、ロココ家具メーカー創始者。
世界最初の家具デザイナーと言われています。流れるような美しい曲線はチッペンデール・スタイルと呼ばれ、近代に続く家具デザインの源流となっています。
アンティークファンにはたまらなく魅力のある家具をデザインしています。

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ミヒャエル・トーネット
Michael Thonet(1796年-1871年)

曲木技術の発明者であり、家具メーカー、トーネット社の創業者です。
1836年、木を蒸して柔らかくしてから曲げる曲木の技法を発明し、これを工場で大量生産します。
ロッキングチェアが有名で、ル・コルビュジェやピカソなどの著名人が愛用しています。

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ジャン・プルーヴェ
Jean ProuvE(1901年-1984年)

1901年、フランス、パリに生まれます。
父、ヴィクトール・プルーヴェがナンシー派の工芸家であったため、アール・ヌーヴォーの一大拠点であったナンシーの地で多くの工芸品に囲まれて育ちます。
1931年、自身のアトリエを設立。家具やドア、建築を手掛け、1937年のパリ万博には、ル・コルビュジェやピエール・ジャンヌレと共同製作したバスルームを出品しました。
構造から建築の工業生産(プレハブシステム)など様々なエンジニアとしても活躍し、デザインから技術までにすべて長けており、スチールパネルによる可動間仕切りにおいては特許を取得、アルミを建築材料として採用した先駆として、レンゾ・ピアノ、ノーマン・フォスター、ジャン・ヌーヴェルら、ハイテク建築とよばれる作品を多く世に送り出している現代建築家たちに影響を与え、建築生産の工業化に大きな役割を果たしました。

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フィリップ・スタルク
Philippe Starck(1949年-)

1949年、パリ生まれ。
パリ装飾美術学校で学びその後、ピエール・カルダンのスタジオでアートディレクターを務めます。
1980年にデザイン事務所、スタルク・プロダクツを設立。
1982年、当時のフランス大統領フランソワ・ミッテランの目にとまり、エリゼ宮にフランス大統領専用室を設計。
その後多くのレストラン、カフェからホテルの内装を手掛け、インテリアから工業デザイン、さらに建築までもデザインし、独創的なスタイル表現で世界のトップデザイナーとして君臨しています。

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ジョージ・ネルソン
George Nelson(1908年-1986年)

1908年、コネチカット州ハートフォード生まれ。
31年にイエール大学で建築の学位を取り、さらにローマのアメリカンアカデミーで学んだ後、ニューヨークでウイリアム・ハンビーと建築事務所を設立します。
1946年から1966年までの20年間、ハーマンミラー社のデザイン部長として、イームズ夫妻の才能をモダン家具に実現させました。
自身も、マシュマロソファ、ココナッツチェアなどの名作と、高いアート性を有するネルソンクロックシリーズで、21世紀の家具デザイナーとして大きな足跡を残しています。

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ヨーゼフ・ホフマン
Josef Hoffmann(1870年-1956年)

1870年、チェコのピルニッツ生まれ。
ブリュンの国立工芸学校卒業後、ヴュルツブルクの軍事施設建設局に勤めた後、ウィーン美術学校に進学しオットー・ヴァーグナーの下で学びます。
1897年、ウィーン分離派へ参加。1903年コロマン・モーザーとともにウィーン工房を設立。
ウィーン工房は32年に経営難のため解散。晩年はイタリア、ヴェニス国際ビエンナーレのオーストリア代表や芸術審議会の委員など公的な役職を数多く歴任しました。

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ロン・アラッド
Ron Arad(1951年-)

1951年、イスラエル生まれ。
エルサレムのアートアカデミーで学んだ後、ロンドン建築協会を経て、1989年、自身のスタジオを設立。
ミラノ国際家具見本市において、1998年の真空アルミニウム成形の椅子「Tom Vac」、1999年の座から背が1枚のアクリル板で作られた「F.P.E.(Fantastic Plastic Elastic)チェア」など発表。彫刻的なデザインとともに、実用性に富んだ家具を発表しています。

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アレッサンドロ・メンディーニ
Alessandro Mendini(1931年-)

1931年、イタリア・ミラノ生まれ。
ミラノ工科大学で建築を学び、1980-1985年にはイタリアの建築&デザイン雑誌「ドムス」の編集長を務めます。
1994年、ALESSIの有名なワインオープナー 「アンナG」をデザイン。
現在はアレッシィ社のイメージ・ディレクターとして、アレッシィ社屋、アルベルト・アレッシィ氏宅、そして全世界のアレッシィ ショップの内装も手掛けています。

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アッキーレ・カスティリオーニ
Achille Castiglioni(1918年-2002年)

1918年イタリア、ミラノ生まれ。
ミラノ工科大学の建築学科を卒業後、1944年から兄のピエール・ジャコモとともに建築家・デザイナーとしてスタートしました。
1962年のフロス社創設にデザイン部門責任者として兄弟で参加。1960年代のイタリア照明界の代表デザイナーとなります。
イタリアデザインのマエストロ、革新的工業デザインのパイオニアなど、世界的に高い評価を得ているデザイナーです。

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マイケル・グレイヴス
Michael Graves(1934年-)

1934年インディアナポリス生まれ。
1964年から建築家として活躍。1962年からプリンストン大学で建築学の教鞭を執る。
様々なオフィス、美術館、官庁などのポストモダン建築を100作品以上、1960年代後半から世界中で手がけており、一連の家具デザインで人気を博しているほか、プロダクトデザインもアレッシィを中心に精力的にてがけています

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ロス・ラブグローブ
Ross Lovegrove(1958年-)

1958年、ウェールズのカーディフ生まれ。
1980年、マンチェスター工科大学、1983年、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブアートを卒業。
80年代初期はドイツのフロッグ・デザインにデザイナーとして所属し、ソニーのウォークマン、アップルコンピュータなどプロジェクトに関わっています。
英国を代表するプロダクト・デザイナーとして、世界的に高い評価を得ています。

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エンツォ・マリ
Enzo Mari(1932年-)

1932年、イタリア、ノヴァーラ生まれ。
ミラノのブレラ美術アカデミーを卒業後、(ダネーゼ社でプロダクトデザインを手掛けています。
視覚心理学を研究し、3次元知覚と工業デザインを融合し、独自の世界を構築。妻のイエラ・マリとともに知育絵本などの出版やグラフィックデザインも手がけています。
イタリアモダンデザインを代表する巨匠です

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エットレ・ソットサス
Ettore Sottsass(1917年-2007年)

1917年オーストリア・インスブルック生まれ。
トリノ工科大学建築学科卒業後、自身のスタジオを開設します。
1958年、オリベッティ社のインダストリアルデザインの主任顧問に就任し、デザインを手掛け名声を得ます。
1980年、マルコ・ザニーニらと、ソットサス・アソシエイツを設立。翌81年、世界から集まった30歳代の若手デザイナー・建築家らとメンフィスを結成。
20世紀後半を通して、常にデザイン界をリードしてきたデザイナーです。

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内田繁
(1943年-)

1943年、横浜生まれ。
桑沢デザイン研究所所長を務め、世界各国での講演、国際コンペティションの審査、世界のデザイナーの参加するデザイン企画のディレクションなどに参加し、日本を代表するデザイナーとして国際的評価を受けています。

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柳宗理
(1915年-)

1915年、東京生まれ。
1940年、東京美術学校洋画科卒業。その後坂倉準三事務所を経て、1952年柳デザイン研究会を設立。
1954年発表のバタフライ・スツールが有名です。東京オリンピックの聖火リレーのトーチ・ホルダーや競技場の座席をなどをデザインするなど、家具だけではなく、自動車や高速道路、橋など幅広くデザインを手掛けています。

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倉俣史朗
(1934年-)

1934年、東京生まれ。
1956年に桑沢デザイン研究所・リビングデザイン科を卒業。
1965年にクラマタデザイン事務所設立。
1981年、エットレ・ソットサスの誘いで革命的デザイン運動「メンフィス」に参加。
インテリアデザイナーとして商業空間、家具・照明など、創造的なデザインで注目されたデザイナーです。

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深澤直人
(1956年-)

1956年、甲府生まれ。
1980年、多摩美術大学プロダクトデザイン科卒業。
2003年、Naoto Fukasawa Design設立。
60を越える世界各国のデザイン賞を受賞し、多くの企業から革新的なプロダクトを発表しています。現代日本を代表するデザイナーのひとりです。
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